2月16日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)に、テレ朝局員でコメンテーターの玉川徹氏が出演。番組内での発言が物議を醸している。
この日、番組では東京オリンピック・パラリンピック組織委員会・森喜朗会長の後任候補選びについて討論。日本の女性の社会進出が、諸外国に比べて遅れていることを紹介した。
玉川氏は「小さい頃からの扱われ方や教育、世の中の常識といった部分で、 今の日本では女性の方が弱い立場にある」と切り出し、自身が過去に会社の採用面接の試験官を担当したことを告白。「やっぱり、女性の方が素晴らしいんですよ。やる気もあるし、能力も高いなという感じを受けるし。でも、『そのまま選んでしまうと女性ばかりになってしまうから少し男性も甘く見てください』と人事の人に言われた」と打ち明ける。
この発言にネット上からは、
《これってどんなに優秀な女性でも落とされちゃうってことだよね。不公平感ハンパない》
《まだまだ男社会。優秀な女性は逆に疎まれることもある。入社試験の時点でこれじゃあね》
《完全に男女差別ですよね。現代でもまだこんな採用してるなんて信じられない》
などと、驚きの声があがった。
玉川徹の煽り芸がまたもや炸裂!
しかし一方で、そもそも男女という性別を判断基準に加えていること自体に違和感を覚える人も続出している。
《女性の方が素晴らしいってどういうこと? それこそ逆差別》
《そもそも男女で分けて考えていること自体おかしい。もっともらしいこと言ってるけど、差別しているのがわからないのかな》
《完全に男性を下に見ている発言。本当に優秀な人は性別なんて関係ない》
などと、大ブーイングが起きている。
「テレビ局はコネ入社が多いことで知られています。特に芸能人や、政治家の子息が多いのは有名な話です。玉川氏には男女の性差別以前に、本人の能力が考慮されない人事に切り込んで欲しかったですね。結局、玉川氏にとっては女性の権利問題など、全てが他人事なんですよ。時に舌鋒鋭く世間を切りまくっていますが、都合の悪いことは『私がダメだと言える立場にない』などと逃げるのですから話になりません。業界ではいつもの〝玉川の煽り芸〟と揶揄されていますよ」(番組制作関係者)
絵にかいたような煽り発言に、視聴者も唖然としたことだろう。
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