ドラマ「ハロー張りネズミ」で期待される大根仁監督の手腕

alkir / PIXTA(ピクスタ)

7月14日から始まった連続ドラマ『ハロー張りネズミ』(TBS系)で主演する瑛太に心配の声が飛んでいる。

「瑛太が太り過ぎていてびっくりしました。胸板が厚くなったのは鍛えているからだと思いますが、ドラマを見ていて動きが俊敏でなくなったような気がします」(テレビ雑誌ライター)

『ハロー張りネズミ』は、1980年から9年間にわたって、『週刊ヤングマガジン』(講談社)で連載され、大人気となった漫画が原作。島耕作シリーズで有名な弘兼憲史氏の名作だ。人探し、殺人事件、超常現象、恋愛相談、徳川埋蔵金探しまで、まさにジャンルレスな展開を見せていく新感覚探偵ドラマという前評判で始まった。東京都板橋区の下赤塚にひっそりと佇む『あかつか探偵事務所』が舞台で、落語にも引けを取らない人情話が展開する。

「役柄ゆえに少し太ったのでしょう。瑛太はプロフェッショナルですから、演出からの『体重を増やしてほしい』というリクエストがあったのかもしれません」(芸能記者)

普通であれば門前払いされそうな“無茶な依頼”ばかり引き受ける探偵事務所で展開する人情話は、いまの時代でも評価されるかどうか疑問だったが、キャスティングの妙がその疑問を吹き飛ばしている。

 

実績のある大根仁監督にかかる期待

ヒロインに深田恭子、相棒に森田剛、彼らを束ねる探偵事務所の所長に山口智子。大根仁監督が目指すのは“重厚な人情ドラマ”で、公式ホームページでは「ゴールデンだからと言ってキレイにまとめるつもりはない」とコメントしている。

大根監督は『モテキ』や『まほろ駅前番外地』、『リバースエッジ大川端探偵社』など、話題になったテレビ東京の深夜ドラマを立て続けに仕掛けてきた人気監督だ。彼の手に掛かれば人情もの、殺人ミステリー、超常現象、ホラー、国際犯罪などなど、あらゆるジャンルがテーマとなって展開するだろうと、ドラマ・映画ファンの期待値は高まっている。

SNS上でも《深夜ドラマ臭がしていい!》、《大根仁VS瑛太のコラボ最高》、《映画化を当然、目指すでしょう》などと期待するコメントばかりが並ぶ。

1話目を見た脚本家からは「まだまだキャラクター紹介に終わった感のある初回だが、2話以降の波乱が楽しみです。ただし瑛太はこれ以上、太らないようにお願いします」と厳しいエールもあったが、これからの展開が楽しみだ。

 

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