バカリズム“放送事故”級のつまらないネタに視聴者唖然「中学生レベル」

バカリズム 

(C)まいじつ 

2月20日に放送された『ENGEIグランドスラム』(フジテレビ系)でネタを披露した、ピン芸人のバカリズムこと升野英知。しかし、視聴者のウケは芳しくなく、ネット上には酷評の嵐が吹き荒れた。

バカリズムは番組終盤に登場し、「そのうち出てきそうな『ものまね芸人』の芸名予想」というネタを披露。まずは実在するものまね芸人の名前をモニターに並べ、プレゼンをするサラリーマン風にネタを進めていく。

まずは池田エライザをもじった芸名として、「池田ドエライザ」「池田エライ差」が出てきそうだと発表。「『親が偉いさ』コネで出るんでしょうね」などと一言コメントで解説し、「『焼けばウマイザ』『似てはいなイザ』そうなると『ウケやしなイザ』」と次々に畳み掛けていく。

続いては、新垣結衣のものまね芸人として、「『粗垣結衣』…あんま似てないんでしょうね」などとモニターに表示していくバカリズム。元をもじった芸名から徐々に派生し、原型がなくなるという、代表ネタ『トツギーノ』の流れをくんだようなネタ構成だった。

放送事故レベルのつまらなさ

巨大なモニターに出てくるのは、タレントのシルエットと芸名の文字だけという、シュールさも笑いを誘うこのネタ。しかし、クスリと来るようなタイプのフリップ系ネタのため、あまり大きな笑いどころはないまま進んでいく。

結局そのままネタは終了し、終わってみればただダジャレを聞かされ続けただけのような空気に。ネット上には

《放送事故だろ》
《バカリズム好きなんだけどなあ… これはすべってる》
《なんかもうシュール通り越して若干スベってるのがキツい、最近どうした?》
《お笑い養成所の生徒にネタ書かせた?》
《あれで笑える人病院行った方がいいよ》
《中学生レベルの名前もじりネタ》

など、辛辣な感想が噴出した。

「升野はお笑い論の講釈を垂れ、『天才』などと持て囃されるその実、『R-1ぐらんぷり』に何度出場しても優勝できなかった〝過大評価〟芸人の1人。その後はネタの構成力を活かして脚本業に逃げました。『偉そうに上から目線で卑屈な文句を言う』という、ひねくれた中学生のような芸は、令和の時代とも合わなくなっており、ヒット番組も、ネタやコントではなく家事番組という、芸人としては情けないキャリアを歩んでいます。『アイドリング!!!』相手に、お笑い論でマウントを取っていた頃が全盛期になるのかもしれません」(フリー構成作家)

MCや悪口を言うだけの仕事が増え、ネタの感覚が鈍ってしまったのだろうか。

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