香取慎吾『アノニマス』視聴率4%台突入で打ち切り? 視聴者が激減した理由

香取慎吾 

画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

俳優・香取慎吾が主演を務める連続ドラマ『アノニマス~警視庁〝指殺人〟対策室~』(テレビ東京系)の第5話が2月22日に放送。世帯平均視聴率が4.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ、以下同)だったことがわかった。

同ドラマのテーマは、SNSでの誹謗中傷。元警視庁捜査1課刑事の万丞渉(香取)が、専門部署〝指殺人対策室〟で奮闘する姿を描くサスペンスドラマだ。

初回は7.3%を記録し、biz枠では歴代1位の数字で好スタートを切った。しかし、第2話5.7%、第3話6.0%、第4話5.7%と上下し、今回は1.0ポイント減少。4%台の突入は初となる。

「初回視聴率は、前クールのドラマ『共演NG』(同系)の初回6.6%を上回り、最高のスタートを切りました。しかし、その後は視聴率が伸びずジリ貧状態に。今回、テレ東の〝打ち切りライン〟と言われている5%を切ってしまったため、非難の矛先が主演の香取に向く事態となっています。もちろん香取1人の責任ではありませんが、主演である以上、やむを得ないかもしれませんね」(エンタメ誌記者)

視聴者の『アノニマス』離れは何が原因?

香取は2014年に『SMOKING GUN~決定的証拠~』(フジテレビ系)で主演を務め、初回こそ10.3%と二桁を記録したものの、全話平均視聴率は7.4%で惨敗。また、主演映画『こちら葛飾区亀有公園前派出所THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!』も興行収入8億1700万円で爆死していた。

『アノニマス』の〝危険域突入〟がニュースで拡散されると、ネット上には、

《慎吾ちゃんの緊張感が無いけだるい台詞回しに気が抜ける》
《2話まで見たけど、見る気失せた。相手役の女の子がお遊戯レベルで下手すぎる。惰性であっても見る気にもなれない》
《もう少し身体を絞って出てくればよかったのにね。久々のドラマ主演なら、見た目を考える緊張感は欲しかったかも》
《体格ガッチリし過ぎてテーマの雰囲気が薄まる》
《TVに出れなかったと某事務所にイヤミを言う前に、体を作って真摯に役作りをして、頑張っていれば草なぎさんみたいに評価されると思います》

などといった声があがっている。

23日には、SMAP時代の盟友・草なぎ剛が『第63回ブルーリボン』の主演男優賞に輝いている。バラエティー色の強い香取に、草なぎほどの演技力を求めるのは酷というもの。しかし、ドラマ関係者からすれば、「もう少しなんとかならなかったのか」と、恨み言のひとつも言いたくなることだろう。

『アノニマス』の後半での巻き返しに期待したい。

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