通算勝利数歴代1位に並んだ白鵬に「一代年寄」問題再燃必至

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大津網の横綱、白鵬が通算勝ち星数を1047とし、ついに歴代1位の魁皇が持つ記録に並んだ。

「白鵬は、2年くらい前は1050勝したら引退して部屋を持つというシナリオを描いていましたが、この強さでは引退延期を考えているでしょう。本人は東京五輪の開会式イベントで、現役の横綱としての土俵入りを考えているのでは」(相撲ジャーナリスト)

白鵬はモンゴル国籍であるため、相撲協会の規定で日本人の部屋の親方、つまり一代年寄にはなることができない。

「しかし、魁皇の記録まで塗り替えた上に、ここまで相撲界を引っ張ってきた功労者に『あなたは部屋を持てません』と言えるのかどうか。相撲協会や理事会などの矜恃が問われることになるでしょう」(同・ジャーナリスト)

 

ファン離れを起こした相撲を立て直した功労者

振り返れば、2011年5月に白鵬は相撲界全体が八百長疑惑にまみれるなかで汗をかき、テレビ中継もない戦後初の『技量審査場所』で豪快な相撲を取って優勝。賜杯なき姿を悠然と見せてファンの相撲離れを食い止めた。幕内優勝回数の38は抜きん出た記録で、両国駅に銅像が造られてもおかしくないほどの名横綱だ。

「ルールでは、親方になりたければ鳴戸親方(元大関・琴欧洲)や大島親方(元関脇・旭天鵬)のように、日本国籍を取得するしかありません。これから白鵬がどうするかは、本人、理事長、相撲協会を交えて話さないといけない喫緊の課題だと思います」(同・ジャーナリスト)

かつて日本相撲協会の北の湖理事長が、白鵬の親方問題について「国籍を変えずに一代年寄になれるかどうか研究しようと思う」と発言していたが、いまの八角理事長は「白鵬はモンゴル国籍のまま一代年寄になるのは難しい」という考えを持っている。ほかの理事も表向きは同じ考えだという。

あまりにも白鵬の調子がいいだけに“現役続行”で先延ばしにしてきたこの親方問題。相撲界を牽引し続けた偉大な力士だけに、ファンが納得する決着を望みたいものだ。

 

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