聖火ランナー辞退者に圧力? 茂木健一郎の苦言に賛否「恐ろしい国」「妄想科学者」

(C)pathdoc / Shutterstock 

脳科学者の茂木健一郎氏が3月2日、自身のツイッターを更新。〝聖火ランナー〟辞退者への圧力について言及し、ネット上から賛否の声があがっている。

茂木氏は《「諸般の事情」って、便利な言葉だよね。忖度したい人にとっては最強のツール。小心者のワイルドカード》とツイートし、聖火ランナー辞退者への圧力に苦言を呈した。

この発言は、聖火ランナーに内定していた長崎県佐世保市の大学院生の報道を受けてのこと。大学院生は、組織委員会の森喜朗前会長の女性蔑視発言への不信感を理由に辞退。しかし、県が辞退理由を「諸般の事情」などとするよう何度も提案していたという。大学院生はこの提案に断りを入れ、「(辞退の理由を)隠蔽しようという意図を感じた」とコメントしていた。

茂木氏の〝圧力〟発言に対し、ネット上では

《みんな冷めていくのが怖いんだろうね。多分、上から現場に命令されていると思うよ。この指導した担当者に聞いてみたいね。ただ下手なこと言ってもSNSで告発される》
《芸能人はスポンサーとか利害関係者が絡むから、本音では辞退理由は言えないんだよ。参加するしないは個人の自由、どちらも批判の対象にしてはいけない。こんな不毛な想いを国民に強いる政府は本当に罪深い》
《県職員としては、余計な波風を立てたくなかったんだろうな。一度や二度じゃなく、何度も提案のメールを送っているあたり、よっぽどその理由だと困るんだろうね》
《直接的な表現で本人に影響が及ぶことを懸念した、ってどういう影響かな? 森を批判したら何らかの不利益を被るから気をつけろという警告か。恐ろしい国になったものだ》

などと、政府サイドに対して厳しい声があがっている。

茂木健一郎の“知ったか発言”に批判

しかし一方で、茂木氏に対して

《いったい何が言いたいの? ネガティブコメント引き出して、世間にさらして「それ見た事か」って言いたいだけでしょ?》
《しばらく見ないと思って安心してたら、ここぞとばかりに出てきたな。聖火リレーに関係ないんだから黙ってればいいのに。利用して批判とかカッコ悪い》
《県の対応は概ね正しい。いちいち「誰々に腹が立ったからから辞める」と言われて、それをそのまま公表するのもどうかと思う》
《またこの人か…。何かの思惑が有って辞退した人なら、別に今の時代幾らでも意思表明する手段はある。この人は脳科学者じゃ無くて妄想科学者だな》

などと、批判の声も散見される。

「茂木氏は、2017年に自身のツイッターで《日本のお笑いはオワコン》とつぶやき、炎上を巻き起こしています。のちに茂木氏は『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、このことについて釈明。『日本のテレビでの「お笑い」には、〝権力者を批判したりパロディー化したりするものがない〟といった意です』とコメントしていました。しかし、お笑いコンビ『爆笑問題』太田光からは、『日本のお笑いのほうがよっぽど多様性がある』と一蹴されています。また、今年1月にも〝鼻マスク”〟をした学生の受験資格が無効になったことに対し、《試験官の対応が杓子定規すぎる》と発言。ネット上では《社会経験がないのか》などと猛批判を浴びていました」(芸能ライター)

辞退者も含め、開催の可否について下手の長談義とされている五輪問題。果たして何事もなく開催の方向へ持っていくことはできるのだろうか。

【画像】

pathdoc / Shutterstock

【あわせて読みたい】