3月3日放送の『東大王』(TBS系)で東大OBの伊沢拓司が、東大生に苦言を呈して話題になっている。
計33マスの漢字を使って熟語をひねり出し、マスを埋める「熟語陣取り合戦」(全2回戦)を展開。クイズに参加しなかった伊沢は別室で、スタジオに声が漏れないように解説。1回戦目で「思いついたものを言えばいいわけではない」と、東大王チームのマスの取り方に疑問を呈した。1回戦目は芸能人チームが勝利している。
2回戦目で東大生の砂川信哉が「東京歯科大学」と答えた瞬間、伊沢は「一番やっちゃいけないプレー」とバッサリ。芸能人チームの富永美樹が「東京理科大学」と答えてマスを奪い返した。伊沢は「あまりにも先が見えていない」「弱い、弱い」「ツル(鶴崎修功)以外、だめだな」と嘆いた。
東大王チームに「弁護できるところがない」
結局、2回ともに東大王チームが敗北。スタジオと音声をつないだ伊沢は「芸能人チームは素晴らしいプレーでした」と称えた直後に腕を組み、「東大王チームはあんまり弁護できるところがない」とバッサリ。「1回目のゲームで学べたところはたくさんあった」とし、先に大学名でマスを埋めようとした東大王チームにダメ出しを始めた。
伊沢が早口で東大王チームのミスをバッサリ斬る間に、MCの『南海キャンディーズ』山里亮太は「ああ…ああ…」と小声を挟み始めた。「次の人が東京理科大学でしっかりカバーするとか。そういうところはミスをする…」とさらに論評し続けようとしたところで、山里が「もうやめてくれよー!」と絶叫し、場を収めた。
山里が思わず制止に入るほどの「ダメ出し」の連続に視聴者は驚いていた。
《山里さんなんで止めた? 公開ダメ出し貴重だから見たかったなぁ》
《出来ることなら伊沢さんの苦言なるものを全部お聞きしたかった》
《伊沢さんのは苦言だったけれどかっこよかった。「だめだ」「弱い」とはっきり言う伊沢さん流石でした》
《プロジェクト東大王で、新人育ててるから色々な思いがあるんだろうな伊沢さん…》
《伊沢さんの苦言ないともっとモヤっとしてたので、強めの言葉使ってくれたのはむしろありがたい》
《陣取り合戦の反省、山ちゃんが笑いに変えてぶった切ったけど、東大王チームにとって空気が締まるいい機会だったのでは?》
《伊沢さんの苦言が止まらないwww》
視聴者が言うように、伊沢の「ダメ出し」は非常に貴重なものだった。
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