巨人・山口俊投手の不祥事に「中堅選手」不満爆発

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読売ジャイアンツの山口俊投手が7月18日、トラブルを起こした疑いがあるとして予告先発予定だった中日ドラゴンズ戦(ナゴヤドーム)の登板を回避した。球団によると、11日未明に右手甲を負傷。その後、東京都内の病院を訪れた際に、酔った状態で扉を壊し、男性警備員を負傷させる暴行事件を起こした疑いが生じたためだという。

この不祥事で球団は、山口投手の当面の起用を自粛することを決めた。事件には不明な点が多く、事実関係の調査が進められている。

「現在チームはセ・リーグ4位で、負け数が先行しているため、暗いムードが漂っています。山口の代わりに緊急で先発登板した高木勇人も、中日打線に打ち込まれて敗戦を喫しました。そんな状況に、チーム内から不協和音が出始めています。ある中堅選手からは『選手を育てることを放棄して、FAで安易に有名選手を取りにいく球団体制に問題があるという認識を持たないと』と、愚痴が出ていました」(スポーツ紙記者)

山口投手は2005年に高校生ドラフト1巡目で横浜ベイスターズに指名されて入団。150キロのストレートを武器に『ハマの守護神』として抑え投手で活躍し、2012年に史上最年少で通算100セーブを達成した。2014年途中から先発投手に転向し、2016年に自己最多の11勝を挙げ、昨年オフにFAで横浜DeNAベイスターズから移籍している。

 

鳴り物入りで巨人入団も今季活躍できず

「3年総額7億円の大型契約で巨人入りし、先発ローテーションの一角に入ることを期待されていました。しかし、チーム加入直後の春季キャンプでは、右肩痛のために3軍からのスタートで、6月14日の福岡ソフトバンクホークス戦でようやく今季初勝利を挙げたばかりでした。巨人が4位に甘んじている“A級戦犯”といっても過言ではありません。ここまで4試合に先発登板をして防御率は6.43。古巣のDeNAを相手に登板した際には、メンタル面で弱点があるのを見透かされたかように、初球から打ち込まれて敗戦投手になっていました」(同・記者)

酒に酔って、投手の生命線である右手甲を怪我することは、プロ野球選手としての自覚に欠ける行為だ。

「怪我そのものは軽傷で、11日の負傷後もブルペンに入って投球をしていました。30歳の誕生日に飲食店で酔って暴れたといいますが、なぜわざわざ目立つ場所で暴れるのか理解できません。本人がきっちり説明しないと、山口のせいでベンチを温めていたり、巨人から移籍することになった選手、二軍生活を送る投手は納得しないでしょう」(同・記者)

球団にもファンから「きちんと経緯を説明せよ」、「記者会見をなぜやらないのか」という問い合わせが殺到しているという。はたして、山口投手がこの不祥事の“借り”を返す日は来るだろうか。

 

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