スマホ格安プラン普及でクレームが増える?“情弱”への対応に心配の声

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携帯大手3社が割安な新プランを発表するなか、多くの音楽プロダクションがファンクラブ会員向けに注意喚起を行って話題になっている。

人気ロックバンド『THE YELLOW MONKEY』は3月4日に『《重要》3キャリアの新料金プランをご検討中のお客様へ』を発表。携帯各社が発表している〝格安プラン〟について、「ファンサービスが受けられない場合がある」と発表した。

『イエモン』のサイトには、《2021年3月より提供開始予定のNTTドコモの新料金プラン『ahamo』、auの新料金プラン『povo』、およびLINEとSoftBankの新ブランド『LINEMO』へのご変更をご検討されているお客様へお知らせです。これらの新料金プラン・新ブランドへご変更される方、およびご検討されている方は必ずご一読いただきますようお願いいたします》と記述。

続けて、〝キャリアメールアドレスを使用できず、メルマガ等が届かない〟〝スマホ決済ができない場合がある〟〝「ソフトバンクまとめて支払い」の継続課金登録がすべて解約され、月額利用料金の決済が停止し、自動退会になる〟といった不具合が生じることを告知している。

「1日にはNTTドコモが格安プラン『ahamo』をさらに値下げすることを発表し、無料通話含め大手最安になりました。しかし、その反面、ドコモメールやSPモードコンテンツ決済サービス、ワンナンバーサービスなどが使用できなくなるデメリットも。他社も基本的に同じ内容で、アーティストのファンクラブなどに入会している人は、少なからず問題が発生するでしょう。例えば、『乃木坂46』の場合、モバイルコンテンツを利用する場合、キャリアメールが必須となっています」(ITジャーナリスト)

“格安プラン”に隠された落とし穴

この告知に、ネット上では

《今まで3大キャリアの人が格安プランに変更したら、「使えなくなった」ってクレーム言うケース増えそう》
《安いってことはそれぐらいサポート・機能も縮小するって事にも繋がるんだから、それぐらいは覚悟すべき》
《なぜ安いのか。それは色々なことを自分でやるから安いのであって、他人に任せるなら対価を払うべき》
《注意喚起してくれるなんて親切だなぁ。私がキャリアから離れる事にした時は、何をするべきか全部自分で調べて、メールも全部Gmailに登録し直して準備万端で解約したもんだがね》
《自己責任なのだからすべて移行者がメールが使えないとか、キャリア決済ができないとか、影響はすべて放置でいいと思う。キャリアショップに押し掛けてきたときはきっちりを追い返すべき》

などといった声あがっている。

先月26日、総務省は『スイッチング円滑化タスクフォース(第5回)』を開催。今春からスタートするahamo、povo、LINEMOは、キャリアメールが提供されないため、これらの新料金プランやブランドへの乗り換え後も、キャリアメールを利用可能とすべきとしているが…。

格安プランの開始を心待ちにしている人も多いと思うが、安価な分、サービスが限定されている。ファンクラブなどに入会している人は、今一度内容に注意を払う必要がありそうだ。

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