『とくダネ!』三重県津市“自治会長”逮捕にだんまり「人権問題の闇を深めてる」

小倉智昭 

(C)まいじつ 

3月9日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)で、三重県津市の職員を〝私物化〟した自治会長に関するニュースを報道。問題の核心に触れようとしない番組の姿勢に、ネット上で批判の声が殺到している。

今回番組で取り上げられたのは、津市の自治会長が詐欺容疑で逮捕されたというニュース。番組によると、田辺哲司容疑者は知人の男と共謀し、自治会の看板工事をめぐり、市から補助金をだまし取った疑いをもたれている。

とくに世間から注目を集めているのは、田辺容疑者による傍若無人な行動。彼は市の職員を〝私物〟のように扱い、犬の散歩をさせたり、丸刈りや土下座といった前時代的な謝罪を強要していたという。また、自身が経営に携わっていた飲食店のイベントに参加するチケットを職員に購入させたり、職員を従業員のように扱い、皿洗いや調理をさせていたそうだ。

「詳しいこと」はタブー扱い?

田辺容疑者のこれまでの悪行が紹介されると、番組MCの小倉智昭は「田辺容疑者って何者なの?」「自治会長がなんでそんなに市役所の人間とかをコキ使えるんですか?」と疑問をぶつける。すると、キャスターの立本信吾は「その理由っていうのがまだちょっとわからないんですが…」と歯切れの悪い返答を行うのだった。

ニュースの背景が明かされない理由に対して、小倉は「この手のニュースはさ、カズレーザーさ。その背景のことを詳しく言えないっていうニュースなんだよ」と『メイプル超合金』カズレーザーに話を振る。これについてカズは、「詳しいことを知りたい方は残念ながらネットで自分で検索していただくしかない」とコメント。カズの発言を受けて、小倉は「背景がニュースできないってこともあるようですけど…では、続いてお天気です」と締めた。

そこはかとなく闇を感じる〝市職員の私物化〟のニュース。あえてボカすような報道姿勢に、ネット上では、

《背景言えないものをニュースにする謎》
《闇の部分を報道しない。クソ番組です》
《こうなった背景をあえて避けるような報道に違和感》
《もういい加減、メディアも国民も差別に忖度するのやめようよ。背景をニュースに出来ないこともあるって何なんだ…》
《これこそが人権問題の闇を深めてるよね》

といった非難の声が続出。その一方でネットニュースのコメント欄には、

《とりあえず、自治会長に全責任を押し付けて、一件落着というシナリオが見えて仕方ない。そもそも原因は、エセ同和という立場を利用して市会議員や市職員を恫喝。自治会長の息子か弟が恫喝する役で決まっており、本人は一切手を出さない。実行役の人間も逮捕しなければ意味がない》
《三重県、奈良県、京都、大阪の同和利権は相変わらずだな。自分は同和教育は歴史の授業で少し触れる程度でいいと思ってるけど、同和教育を利権にしてしまった人たちは簡単に手離さないだろうな》
《これは同和問題の闇です。片方では同和差別を叫び、もう片方では同和を利用して利権をむさぼる。世の中には同和問題や差別を無くすことに反対する団体組織が存在することを忘れてはならない》

などと持論を述べる人も多くみられた。

小倉やカズは騒動の詳細を伝えられないことに違和感を抱いていた様子。今後、地上波の番組はタブーを報道できるようになるのだろうか。

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