コロナの救世主…?『とくダネ!』の“イベルメクチン”特集に賛否

小倉智昭 

(C)まいじつ

3月10日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)では、世間を賑わせる〝イベルメクチン〟について特集。新型コロナウイルスが進行形で猛威を振るっている今、視聴者からも大きな注目が集まっていた。

同日の番組では、冒頭からイベルメクチンに関する詳しい説明が。もともとは寄生虫の治療薬として、発展途上国を中心に多くの患者を救った実績のある薬だという。一方で新型コロナウイルスに対して日本では〝未承認〟であり、北里大学で治験が続けられていることも明かされた。

さらに海外ではイベルメクチンの治験により、死亡率が約4分の1に減ったという事例も。他にも症状の改善や入院期間の短縮、ウイルス消失までの日数短縮といった効果が期待されることが紹介された。

期待の声だけでなく不安の声も?

また、イベルメクチンに関しては菅義偉首相も期待を寄せているようで、番組では「政府としては(治験の)さらなるスピードアップに向け必要な対応を検討させたい」といった言葉も紹介。今回の特集に対してネット上では、

《イベルメクチンの話してくれてありがとう!》
《イベルメクチン、やっと動き出した?》
《なぜ日本はイベルメクチンをコロナに使わないの? 厚労省が癌過ぎる》
《イベルメクチンを開発したメルクは、化学の業界では有名だけど、製薬企業としては小さい。治験も北里大学でマイナー。厚労省の上級国民と接待出来る間柄じゃないから、認可の道のりは遠いな》
《利権で阻止されてたけど、とうとう地上波でイベルメクチンが報道され始めた》

といった反響が起こっている。一方でイベルメクチンの詳しい副作用などについては語られておらず、

《急にイベルメクチンを上げてきたな。途上国で治験っぽいことはやってるけど、希望の星のように扱い副作用に一切触れないのは報道として偏ってませんかね。ワクチンであんなに副反応で騒いでんのに》
《アビガンやイベルメクチンが期待されてたけど、今時点での臨床結果みるとビミョーみたい》
《アビガンもイベルメクチンも、変な信者がいるから嫌いになりました。もし万が一予防効果がワクチンを上回ることがあったら、いつまで服薬を続けるのか?という問題がありますよね》
《イベルメクチン!とか言ってる人はその前はアビガン!とか言ってたのでは。医療機関が正統な評価下す前に薬に飛びついていい理由はありません》

といった声も寄せられていた。

未承認な薬なだけあって、視聴者たちからもさまざまな憶測が飛び交っている。果たしてイベルメクチンは新型コロナウイルスの救世主に成りえるのだろうか。

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