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コント日本一を決める『キングオブコント』(TBS系)が、3月12日に〝応募資格〟の改定を発表。これによってさまざまなお笑いユニットが出場できることになり、ネット上では期待の声が寄せられている。
『キングオブコント』の公式サイトは、今回の改定について《これまで、芸能事務所に所属する芸人は即席ユニットでの出場は不可(アマチュアや劇団員などの即席ユニットは出場可)で、活動中のユニットでの出場しか認められていなかったが、今大会からプロ芸人の即席ユニットでの出場が解禁(※併願エントリーは不可)》と発表している。
【お知らせ】
キングオブコント2021開催決定!そして今回から、「即席ユニット」の出場が可能になります!
詳しくは下記ホームページをご確認ください!https://t.co/Y3Wwwb34Aj#キングオブコント#KOC#TBS
— キングオブコント (@koc_staff) March 12, 2021
「これまでは、プロ芸人は活動中のユニットでの参加しか認められていませんでしたが、今回の応募資格改定により、ピン芸人同士のコンビやトリオも出場可能となります。この改定は、『おいでやすこが』の存在が大きかったんじゃないでしょうか。昨年の『M-1グランプリ』では、ピン芸人のおいでやす小田と、こがけんが即席コンビを組み、ファイナルまで進出。優勝こそ逃したものの、2人はその後大ブレークし、一夜にして人気芸人となりました。『キングオブコント』も〝第2のおいでやすこが〟の誕生が期待されています」(お笑いライター)
視聴率“右肩下がり”の『R-1』と比較する声
この改変に、ネット上では
《これはいい改定。まさにおいでやすこがのおかげといっていいだろう》
《即席ユニットが可能になったのは、間違いなくおいでやすこがのおかげ。今年はキングオブコントでいろんなユニットが見られそう。今から楽しみ》
《いままで、キングオブコントなんて考えてなかった面白いピン芸人さんも参加してくるんでしょ? レベル上がりそう》
《意外な組み合わせが誕生しそうだね。考えただけでもワクワクする》
などと、大きな反響を呼んでいる。また一方で、
《いい改定で安心したわ。芸歴制限にしたら『R-1』の二の舞になっていたところだったね》
《『R-1』とは対照的に門戸を広げたということだな。司会もひどかったし、グダグダな演出にならないことを祈る》
《門戸を狭めたR-1、逆に広げたキングオブコント》
などと、「年々質が落ちている」と指摘されている『R-1』と比較する声もあがっている。
改定のニュースが流れるや、お笑いコンビ『チョコレートプラネット』の松尾駿がいち早く反応。ツイッターを更新し、同期の吉本興業のお笑いコンビ『シソンヌ』のハッシュタグを加え《チョコンヌで出れるってわけね》とツイート。即席ユニットでの出場をニオわせている。
エントリー概要や日程などの詳細は今後発表されるが、今年は異色のコンビが続出し、お笑いファンを大いに沸かせてくれそうだ。
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