『サンジャポ』再びイジメ擁護? 渡辺直美“豚扱い”問題に「かわいいじゃん」

渡辺直美 

(C)まいじつ 

3月7日に放送された回が、「イジメを擁護する内容だ」として批判を浴びた『サンデー・ジャポン』(TBS系)。同番組の21日放送回が、またも同様の批判を浴びてしまった。

21日、番組は大きな騒動となった〝オリンピッグ〟問題を特集。東京オリンピックの開閉会式に関し、芸人の渡辺直美をブタに見立てる演出が考案されていた件について、出演者が意見を述べた。

世間一般としてブタに例えられて嬉しい人間は少数だと思われるが、スタジオは意外にも擁護ムード。武井壮は、動物に例えることは侮辱的だとしながらも、「言われた人は全然傷付かなくていいし、むしろこれを差別的って言う方が差別意識を持ってる」と述べ、アメリカ出身のデーブ・スペクターも、「これバラエティーのネタ会議の延長戦ですよ? 吉本新喜劇のあいちゃんだってそのキャラじゃないですか。今の女芸人(『3時のヒロイン』)だってブタの鼻つけてCM出てますよ」「渡辺直美はこんなの気にしてませんよ!」と指摘する。

MCの『爆笑問題』太田光も、「果たして本当にそれが侮辱なのか、完成形を見ないと分からないわけで」「芸達者な直美がブタの格好をすることによって、(太ってるなんて)関係ないじゃん!って事にしようとしてたかもしれない。世界が見ている場で、侮辱の表現なんかするわけないじゃんと思う」などと擁護。杉村太蔵は「じゃあにこるん(藤田ニコル)が猫の格好をするのはいいの?」と述べ、当のニコルも「ブタもブタでかわいいじゃん」と演出に理解を示していった。

「流石に無理がある」と疑問が

このように、スタジオは演出案の擁護一色で、苦言を呈したのは「日本だけじゃなくて、世界的な平和の祭典だから、企画であっても言ってはいけないと思う」などとした長谷川ミラ程度。こうした論調に対し、ネット上には

《じゃあ裏口入学も侮辱の意味あるかわからないからセーフ》
《渡辺直美も話きたら断るって言ってたろ 本人が嫌でも無理やりやれってか?》
《太っている人を豚扱いする、豚に見立てた渡辺直美を檻に入れてブヒーブヒーと言わせる案が侮蔑でないのなら、何を侮蔑だという?》
《良い意味でブタに例えたとかイジメする方の詭弁だよ》
《これを擁護するのは太ってる女性をブタっていっていいってことだぞ 流石に無理がある》
《猫か豚かじゃないでしょ 『相手を不快な気持ちにさせて、不特定多数の人間が疑問を持ちかねない演出』なのが問題なのでは…》

など、番組への批判が噴出した。

「確かに、古くは動物映画の『ベイブ』、近年はマイクロブタと触れ合える『ブタカフェ』やペットのブタを記録したYouTube動画が人気ですし、ブタにもかわいいポジティブなイメージはあるでしょう。しかしそうはいっても、未だにマイナスイメージの方が強く、人を揶揄する時に使われることが多いのも厳然たる事実。高齢世代ならなおさらでしょうし、イメージの問題からすれば『猫がセーフならブタもOK』という論理は少々無理があると思いますよ」(文化誌編集)

「侮辱する意図はなかった」とさえ言えば、武井やデーブのツイッターに「豚野郎」とリプライしても許してくれるかもしれない。

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