オリンピッグ騒動の問題点は? 増田明美と有森裕子の持論に明暗クッキリ

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3月21日放送のNHKスペシャル『令和未来会議「どう考える? 東京オリンピック・パラリンピック』に、スポーツジャーナリスト・増田明美氏が出演。お笑いタレント・渡辺直美の〝容姿蔑視〟問題について、「告げ口文化」と切り捨て、ネット上で大ひんしゅくを買っている。

増田氏はオリンピック開催について、「安心安全をもっと訴えて行くべき」と主張。さらに開閉会式での渡辺直美の容姿を侮辱した演出プランに対して、「打ち合わせで言ったこと、あんな風に1年前ですよ、日本の告げ口文化、嫌い」と一蹴し、他の出演者たちをあ然とさせた。

この発言に、ネット上では

《増田さん、佐々木氏の件を「告げ口文化」で嫌いなどと事を矮小化しちゃダメ。そうやってイジメやパワハラは温存されてきたんだよ》
《「好き」か「嫌いか」しか選択肢がないなんて、理論的に話ができない子どもなんだな。視野の狭さと、単純にスポーツ大好きという心情が痛々しい》
《内部告発を告げ口文化と考える人間がスポーツ「ジャーナリスト」を名乗っちゃいかんでしょ》
《とにかく何がなんでも開催ありき、の増田明美さんには違和感が多々ありました。自分の商売のためにオリンピック開催ゴリ押ししてるのかね?》

などと、非難囂々だ。

“国民の意見”を代弁した有森裕子氏

「増田氏は現在、日本パラ陸上競技連盟の会長を務めています。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗氏が女性蔑視と受け取れる発言で辞任した際は、『発言は許されない』と批判していました。しかし一方で、『女性の目線は必要だけれど、男性でないとできないこともある。男女がうまく役割分担し、自然と調和が生まれる組織がいい』とも発言しています。今回の〝告げ口文化〟発言が飛び出した際は、スタジオが紛糾。司会者が慌てて止めに入る事態になりました」(スポーツ紙記者)

一方、元女子マラソン選手で五輪メダリストの有森裕子氏は、五輪の開催について「選手の事とかアスリートやスポーツの事を思う事はやめてほしいんです、1回。それを応援してる人たち、それに日常的に関係していない人たち、その人達あってのスポーツじゃないですか」と発言。さらに「社会ファーストじゃないですか。社会がきちんとしていないといけない」と、あくまでもきちんとした社会があってこそのオリンピックと主張した。

これに対し、

《とてもバランスの取れた意見。トップアスリートのおごりみたいなのがなくて知性的だな》
《増田明美さんと有森裕子さんの対極的な発言…社会の上にスポーツを置く人と、社会とともにあるスポーツを目指す人…これからの日本のスポーツのあり方は一目瞭然だろう》
《発言聞いててわかるのはやはり賢いのだよな。要は現実的な論理的思考で批判が出来る人》
《オリンピック。国際大会がどうこう、でなく、本来こうあるべき、という形を有森裕子さんが示してくれたと思う。すごく腑に落ちた》

などと、大絶賛だった。

同じ元女子マラソン選手として活躍した増田氏と有森氏だったが、視聴者からの印象はハッキリと明暗が分かれてしまったようだ。

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