TBS『報道特集』で“トラウマ”映像!? 視聴者絶句「モザイクかけて」

(C)B-D-S Piotr Marcinski / Shutterstock 

4月3日に放送された『報道特集』(TBS系)のワンシーンが、視聴者にトラウマを植え付けてしまったようだ。

この日、番組は元BC級戦犯の補償問題を取り上げた。BC級戦犯とは、大東亜戦争における捕虜虐待といった〝戦争犯罪〟で裁かれた元兵士。しかし、多くは上官の命令に従っただけのケースであるほか、罪状自体が事後法によるものであるため、その正当性は今日にいたるまで議論の的となっている。戦後、こうした元戦犯に対し、日本政府は名誉回復に努めてきた。

他方、日本の統治下で徴兵された朝鮮半島出身の元兵士は、戦後に日本国籍から朝鮮籍になったため、こうした救済の対象外に。番組はこの当事者となった元BC級戦犯の韓国人男性に密着し、その窮状を伝えたのだった。VTR内では、第一次安倍政権で官房長官を務めた河村建夫議員が、救済を求める議連の集会であいさつをする映像が流される。与野党を越えた政治家からも問題視されていることが強調されるが、先月末、この男性は名誉が回復されないままこの世を去ってしまったのだった。

安らかに眠るご遺体の顔アップが物議

VTRの冒頭では、棺の中で死化粧をした男性の顔が、アップで数秒ほど流される。戦争という悲劇に振り回される人生となったが、その顔つきは安らかだ。しかし、ご遺体ということもあって、この映像に拒否反応を示す視聴者はかなり多かった模様。SNSを見ると、

《たまたま報道特集見てたら棺の中の遺体をそのまま放送してた… せめてモザイクはかけようよ》
《普通は遺体を映すときは注釈入れたりするだろう》
《報道特集で棺の中の遺体ドアップで映されてたんだけどー… ずんだ餅食べてたのに》
《いくら日本人じゃないからとか許可貰ったからってそれは違くない? もし前者ならそゆことするからいつまでも外交関係悪いままなんだよって思う》
《テレビ画面いっぱいに「死に顔」どアップ映像だったから、これは問題だと思った》

など、かなり否定的な意見が見られることとなった。

「『報道特集』はその名の通り、現存するニュースでは頭ふたつほど抜けた報道力を持つ番組。その問題意識や取材力はNHKにも匹敵し、民放では群を抜いています。それゆえに、残酷な現実も目を背けず、しっかりと伝えることがしばしば。2014年にも、マレーシア航空機が撃墜された現地取材で『TVでは映せないと思いますが、機体に肉片が付いている様子が確認できます』とその惨状をレポートしていました」(フリージャーナリスト)

東日本大震災のドキュメントでは、VTR前に「これから津波の映像が流れます。ストレスを感じる方はご視聴をお控えください」といった類のテロップが入れられる。こうした注意喚起を事あるごとに行うのが、これからのスタンダードになっていくのだろうか。

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