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真木よう子主演の連続ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)が低視聴率にあえいでいる。初回放送の平均視聴率が5.1%、第2話は同4.5%だった。最悪の場合、打ち切りもあり得る数字だ。
「フジテレビの例を挙げると、2015年4~6月期に放送された稲森いずみと渡辺麻友主演『戦う!書店ガール』は初回6.2%、平均視聴率4.8%という低調ぶりで、全10話の予定が9話で終了しました。2012年4~6月期のオダギリジョー主演『家族のうた』は初回6.1%、平均視聴率3.9%で通常10~12話のところが8話で打ち切られています。セシルのもくろみも、すでに書店ガールとほぼ同じレベルなので、危険な状況だといえます」(テレビ誌記者)
同ドラマは、真木の演じる平凡な主婦がモデルとしてファッション業界で成り上がっていくストーリー。ファッション業界でのどろどろとした女性の戦いがテーマになっているドラマといえば、かつての沢尻エリカ主演連続ドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系)を彷彿とさせる。
前代未聞のツイッター活用術
「初回放送後のインターネット上の反応をみると、真木よう子が痩せすぎで、演技も大げさで空回りだという厳しい声が多かった。そういう演出なのでしょうが、主人公に魅力がなければ、視聴率も低迷するのは無理はありません」(同・記者)
しかしながら、ドラマの放送開始前から始まっている真木のツイッターは好評だ。
「フォロワー数は14万人を超えており、ドラマ放送中に“実況ツイート”をしたり、撮影現場の写真を掲載するなど、ドラマのPRに注力しています。また、ファンからのリプライに丁寧に返信したり、ダイレクトメールを送ることもあるようで、ドラマ主演の女優がSNSでここまで身近にファンと交流するのは過去に例がありません」(同・記者)
視聴率は振るわないが、高感度は上がる。なんとも皮肉な状況だ。
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