竹野内豊『イチケイのカラス』視聴率が急落! いきなりピンチの要因は…

画/彩賀ゆう

4月12日、竹野内豊が主演の月9ドラマ『イチケイのカラス』(フジテレビ系)第2話が放送された。視聴率を大きく下げており、ネット上では〝ダメな点〟を指摘する声が相次いでいる。

主人公は、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の刑事裁判官・入間みちお(竹野内)。自由奔放で型破りなみちおが、絶対に冤罪を生むことの無いよう、自らの足で現場検証を行い、事件の真相を明らかにしていくストーリーだ。冗談が全く通じない堅物な裁判官・坂間千鶴(黒木華)との対照的なやり取りが描かれている。

第2話では、1審で有罪判決が下された、人気料理研究家・深瀬瑤子(前田敦子)による幼児虐待事件をみちおが担当することに。実はこの案件、第1審の裁判長を最高裁事務総局の事務総長の息子・隆久が務めた〝取り扱い要注意〟案件。千鶴は目をつけられたくないため、第二審も隆久が出した判決の通りで穏便に済ませようとするが、みちおは事件を調べ始める。そして、見事に瑤子の無罪を証明し、隆久が間違えていたことを突き付けるのだった。

「全然新鮮さもリアリティもない」

しかし、みちお以外の登場人物が全てド無能に描かれている同作には呆れ声が噴出。

《検察は出来損ないの設定なのか?》
《警察は手抜き 検察は出来損ない 弁護士は無能 他の裁判所の裁判官はゴミクズ みちおは神 という設定》
《主人公を引き立てるために、他のプロが全員アホ、という設定だとそこそこのドラマにしかならんよね》
《いい話にまとめようとしてるんだろうけど底が浅いというか》
《型破りの主人公が自ら現場行ってあれこれ調査し真実解き明かす! ドヤアア!!!って全然新鮮さもリアリティーもないんだよな…》

といった呆れ声が広がっている。

「冤罪を防ぐために、〝型破りな主人公〟が奔走するドラマはこれまでに何作も作られてきました。木村拓哉の『HERO』(フジテレビ系)、松本潤の『99.9』(TBS系)、吉高由里子の『正義のセ』(日本テレビ系)などあげだしたらキリがない。そして裁判物は人気のジャンルだけあって、『イチケイのカラス』は初回の世帯平均視聴率が13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と好スタートを切りましたが、第2話では10.5%と大幅下落。競合が多いだけあって、粗が見つかるとすぐに視聴者が離れてしまうのかもしれません」(芸能記者)

なんとか二桁をキープしたいところだが…。

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