音楽誌が絶滅寸前!『rockin’on』の“老人特集”に「音楽知識0」

DenisProduction.com/shutterstock

1972年に創刊され、40年以上にわたって愛され続ける音楽誌『rockin’on』。4月7日に発売された同誌5月号の表紙や特集に、ネット上からブーイングが続出している。

同号では、ロックバンド『クイーン』のフレディ・マーキュリーが表紙に。彼の特集や特別付録のポスターもフレディという、彼を全面に押し出した誌面となっている。また他の特集には、現在世界中で人気を博しているビリー・アイリッシュの秘蔵写真や徹底レビューなども。

さらに先日に解散を発表した『ダフト・パンク』の28年の軌跡を紹介するコーナーや、ジョン・レノン、『レッド・ホット・チリ・ペッパーズ』特集といった、超有名アーティストが勢ぞろいの豪華な一冊に仕上がっていた。

令和とは思えないラインナップ!?

有名アーティストを軒並み揃えた同誌だが、音楽好きの評判は決して良くない。ネット上には、

《マジでオワコンなのか》
《平均購読年齢50歳くらいだろ》
《ロキノンってミュージックマガジンのこと馬鹿にしてたけど、結局ただの老人雑誌に成り果ててるやん》
《ロッキンオンはストーンズとクイーンとボウイが大体年に一度表紙になるのが恒例》
《5年ごとに同じ記事を新しいインタビューとして出してそう》
《フレディ、ビリー・アイリッシュ、ジョン・レノン、レッチリって…。音楽知識0の新入社員がとりあえずお前やってみろと無理やり特集組まされたようなラインナップだな》

などの指摘が続出している。

「同誌は〝洋楽ロック〟に特化した雑誌ですが、表紙を飾るのはジョン・レノン、デヴィッド・ボウイ、『オアシス』といった過去に人気を博したミュージシャンばかり。おそらく、近年の音楽事情をピックアップする気が無く、過去の偉人たちにすがるしかないのでしょう。現在は〝ロック〟という価値観が形骸化しているため、〝ロック的価値観〟にすがる読者が同誌を支持しているのだと思います。しかし、その諦めの姿勢が〝カルチャー誌〟として機能しているとは思えません。現在はストリーミングサービス普及の影響もあって、音楽の聴き方も変わりましたし、音楽誌はその在り方を見直さなければならない時代だと思いますが、同誌はこのまま突き進むことを決めたのでしょう」(音楽ライター)

とはいえ、最新の音楽ばかり取り入れてしまったら、雑誌の雰囲気が180度ガラリと変わって、売れなくなってしまう。自称〝洋楽好き〟おじさん向け雑誌として、このまま情報を発信し続けるしかないのだろうか…。

【画像】
DenisProduction.com/shutterstock

【あわせて読みたい】