ユニクロに続いて無印も…「日本人として恥ずかしい」とブランドイメージ没落

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『無印良品』を運営する良品計画は4月14日、「無印良品の綿とサプライチェーンについて」というタイトルの文書を自社サイト上で公開した。

中国の新疆綿(しんきょうめん)の使用と、新疆地区でのウイグル人の人権問題について、「法令または弊社の行動規範に対する重大な違反は確認していない」と発表し、購買者から呆れる声が殺到している。

現在、中国新疆ウイグル自治区での〝人権問題〟は世界的に注目を集めており、アメリカ、EU、イギリス、カナダは、中国政権が人権侵害を続けているとして制裁措置を発動している。

「スウェーデン衣料品大手『H&M』や、アメリカスポーツ用品大手『ナイキ』は、強制労働が行われている新疆ウイグル産の綿花を使わないと表明しています。この流れは世界的にも広まっており、日本でもアパレル大手『三陽商会』が代替素材を検討開始。しかし、今回、無印良品が問題視しないことを表明したことで、不買運動などが広がる可能性も高いのではないでしょうか」(流通ジャーナリスト)

イメージと“反対”の判断を下した無印良品

この報道に、ネット上では

《メイドインチャイナ製品多いもんね。すぐには変えられないんだろうけど、さすがにこの発表はないな》
《価格を上げてでも質の良い代替え素材を見つける努力はするべき。環境問題などに厳しくクリーンなイメージで商売をしてきた同社だけに、このウイグル対応は痛いですね》
《良品計画は会社としての良心よりも中国マーケットを優先したということでしょう。バレなければなんでもやってよいという会社だと宣言したように見えた。日本人として恥ずかしくないのか?》
《人の心が感じられない。無印良品が打ち出しているイメージと真逆な印象を受ける。いつから人権侵害良品になってしまったんだ?》

などと、非難の声が相次いでいる。

「ウイグルの問題では、ユニクロを展開する『ファーストリテイリング』柳井正会長兼社長の『政治的には中立な立場でやっていきたい。ノーコメントとさせていただきたい』という発言も波紋を呼んでいます。『H&M』や『ナイキ』、『アディダス』は中国で不買運動が起きており、柳井会長としては、中国の売り上げを考えて、明確な態度を示さなかったのでしょう」(同・ジャーナリスト)

現在、消費者の目は『ユニクロ』のCMに出演している女優の綾瀬はるかや、楽曲を提供している歌手の桑田佳祐にも向けられている。

今後もウイグル問題で消費者の信用をなくしてしまう大手企業は現れるのだろうか。

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