阿部寛『ドラゴン桜』魚を“虐待”演出に批判「嫌悪感」「チャンネル変えた」

阿部寛 

画/彩賀ゆう 

4月25日、ついに新ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)の第1話が放送された。平均世帯視聴率は14.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好発進だったものの、視聴者の間では〝フグのシーン〟が物議を醸しているという。

同ドラマは漫画『ドラゴン桜2』を原作にした、阿部寛主演のお受験ドラマ。阿部が演じる主人公・桜木健二をはじめ、2005年に放送された前作ドラマのキャラクターも引き続き登場する。第1話では、偏差値32で経営破綻寸前の『龍海学園』を、桜木が再建することに。元教え子の水野直美(長澤まさみ)も協力し、東京大学合格者の輩出、そして学園の再建を目指していく。

そんな第1話で問題視されているのは、とある釣り人が桜木の釣り上げた〝フグ〟を踏みつぶすシーン。恐らくこの釣り人の性格の悪さを強調するための演出意図があったと思われるのだが、SNSなどでは、

《ふぐは踏んじゃだめ》
《ふぐ踏まないで。悲しい》
《見てて辛い。フグを潰したシーンがあってもうダメ》
《釣りのクソジジイにムカついてチャンネル変えた》
《原作未読だけど、あのシーン本当に必要だったのか?》
《こういう演出をするスタッフがいるってだけで嫌悪感》
《フグがかわいそう》

といった声が相次いでいた。

『ドラゴン桜』のフグを踏む演出は大失敗?

確かに世の中には、実際に釣り上げたフグを踏みつぶす釣り人もいるようだ。というのもフグは、いわゆる〝外道〟と呼ばれる、釣っても嬉しくない魚の代表格。リリースしてもまたすぐに釣り針に引っかかり、鋭い歯で釣り糸を嚙み切ることもあるという。さらに毒を持っていて食べるのも困難なため、踏みつぶすことはしないにしても、リリースせずに放置・処分する釣り人は少なくない。

しかし当然推奨された行為ではなく、食べる訳でもないのに生物を殺す行為に、嫌悪感を抱く人は多いだろう。また『ドラゴン桜』で放送されたフグを潰すシーンは、ストーリー的に重要な伏線という訳でもない。にも関わらずフグを潰すシーンを入れただけで《もうこのドラマは見ない》とまで言われてしまっているのは、〝失敗〟という他ないように思える。

次回の第2話は5月2日に放送されるが、誰も得をしない演出で視聴者を遠ざけてしまわないよう祈るばかりだ。

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