原作破壊!? 映画版のアンチと化した「キミスイ」著者

KUMOMI / PIXTA(ピクスタ)

公開中の映画『君の膵臓を食べたい』が好調だ。7月29日と30日の全国週末興行成績では、初登場で3位を獲得。土日2日間で動員19万人、興行収入2億5200万円を記録し、最終的には15億円以上を見込んでいるという。“第2のセカチュー”と言われるストーリーに難病が関わってくる作品だが、16歳の浜辺美波と、18歳の北村匠海という、主演の若手ふたりが初々しく、映画を見た観客からは「今年一番泣ける」と上々の評価も上々だ。

原作は住野よる氏のデビュー作の小説で、2016年の『本屋大賞』で2位、年間ベストセラー総合5位を獲得している。若者を中心に“キミスイ”が流行語にもなっていて、小説のみならず映画も大ヒットとなれば、原作者もさぞやご満悦かと思われたが、当人にとってはかなり不満もあるようだ。

「原作者の住野氏は、映画化されたストーリーに満足していないようですね。映画の公開前にその心情を吐露するような書き込みがツイッターに多数見受けられます」(映画雑誌ライター)

「よく原作が改変されて映画化されると、ファンからは『“原作レイプ”された』と言われることがあります。小説からファンになった人にすれば“別作品”に見えるのでしょう。住野氏も原作にない映画後半部分は納得していないと思われます」(同・ライター)

最近では、2015年に公開された映画『進撃の巨人』に酷評が相次いだことは記憶に新しい。世界的な大ヒット漫画が映画化される際に、原作者の諫山創は「お任せします」と内容を製作者に一任した。結果は漫画とは似ても似つかぬ作品になり、興行成績も見事に大失敗に終わった。

「原作者のこだわりは理解できるのですが、キミスイに関しては、小説を知らずに映画を見た観客も絶賛しています。興行的に大ヒットとなれば原作の改編も成功したと言っていいでしょう。漫画家や小説家のなかには作品が自分の手から離れて独り歩きしてしまうことを嫌い、絶対に映画化を認めない人もいます」(同・ライター)

主演の浜辺美波は“ポスト長澤まさみ”として、東宝が現在最も力を入れて売り出している女優だ。大人の事情はさておいて、そのフレッシュな笑顔と切ない涙を素直に楽しむ方がいいだろう。

 

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