阿部寛『ドラゴン桜』LGBT描写へ批判! 時代遅れな脚本に「あまりにも軽率」

阿部寛

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

5月2日、阿部寛の主演ドラマ『ドラゴン桜』(TBS系)第2話が放送された。ゲイの教師が登場したが、その描かれ方が物議を醸しているようだ。

ドラマの主人公は、低偏差値で落ちこぼれの生徒たちを、たった半年で東大に合格させた伝説の弁護士・桜木建二(阿部)。前作の『ドラゴン桜』から16年が経過し、〝今の時代の日曜劇場でやるべきエッセンス〟を入れたドラマオリジナルの展開が予定されているという。

第2話では、龍海学園の校長・奥田義明(山崎銀之丞)がゲイであると明らかに。学園の理事長である龍野久美子(江口のりこ)を裏切って、桜木を学園に召集することに賛成していた奥田だが、久美子は「私を裏切った理由はこれ?」と奥田に写真を突き付ける。それは、奥田がタンクトップ姿のマッチョな男性と腕を組んで歩いている写真であった。

久美子は奥田がゲイであることを桜木に知られてしまい、弱みを握られているのではないかと推測。そして「バカねあなた、どの時代を生きてんの? 今はLGBTは当たり前、多様性の時代よ」「堂々としてなさいよ」と、ゲイであることを隠す必要はないと説いた。

しかし、奥田が桜木に握られている弱味は別のもの。このマッチョな男性にお金を与えているらしい。奥田は〝買春ではない〟と否定したが、久美子は「この大バカ者! 二度とやめなさい、誤解されるような行為は」と激怒するのだった。

ステレオタイプのゲイキャラ

ゲイの奥田はナヨナヨとした性格で、ドラマ終盤では桜木に恋していることも明らかとなったのだが、この一連のシーンには疑問の声が殺到。ネット上では

《LGBTのくだりいる? 中途半端に取り入れて大丈夫? ゲイの人をオネエキャラにする必要ある?》
《「多様性の時代なんだから!」って、とってつけたようなセリフが余計に痛い。ゲイ=笑いの対象みたいな意味不明なステレオタイプのキャラ付け、もうやめたほうがいいと思うんだが》
《ゲイの描き方よくないのでは?「買春、オネエでコミカル担当、見境なく発情」みたいな。そういうの繊細に取り扱う趣向のドラマでもないんだったら… 雑な描き方するなら出さない方がいい気が》
《理事長のセリフは良いけど、校長の仕草がね。ゲイ=オネエっていうステレオタイプの人間がまた増えるだろうな》
《ゲイの先生の描き方もオネエ描写の上に買春ニオわせとかあまりにも軽率》
《理事長の「あなたゲイなの? 今の時代そういうの当たり前なんだからオープンにしなさいよ」みたいな台詞、あまりにデリカシーなくてドン引きした。LGBTの人たち怒るでしょこれ》
《ドラゴン桜 ゲイの教員の役作りが20年前っぽくて不快》
《「LGBTに寛容」を謳いながら「ゲイ=オネエ」という間違ったステレオタイプを再生産するのやめた方がいいと思ったけど》

など、奥田のキャラ設定を批判する指摘が多い。

なぜこの時代に、ここまで軽々しくLGBTの話題を取り扱ったのだろうか…。

【あわせて読みたい】