声優でタレントの山寺宏一が、5月4日に放送された『ものまねグランプリ ガチの歌ものまねNo.1決定戦』(日本テレビ系)に出演。見事に優勝を果たしたのだが、視聴者は納得いかなかったようだ。
山寺は同じく声優の海宝直人とタッグを組み、『クリスタルキング』往年の名曲『大都会』を披露。ハイトーンボイスが特徴的な田中昌之を海宝が、山寺は相方のムッシュ吉崎を務めた。
歌い出しの海宝は本家にも負けないパワフルな高音を出し、その実力にスタジオは息を呑むような空気に。一方、直後の山寺パートはというと、本人に似せる気があるのかとすら疑いたくなるほど目を覆いたくなる出来だった。
普段と変わらない濁声での歌は、ものまねというよりも〝カラオケ〟といったところ。しかし、奈良姉妹、Mr.シャチホコと三つ巴の戦いとなった最終戦、なんと山寺・海宝コンビは優勝を果たしてしまった。
全く似ていないものまねで優勝して物議
山寺自身もこの中では見劣りすると感じたのか、披露後や優勝後のコメントで、繰り返し「ほぼ海宝くんのおかげです!」とコメント。自らの不出来を自虐した形となったが、ネット上には
《山ちゃん普通に下手だったのに優勝か》
《素直に相方さんのお陰だなぁって感じた》
《ありえない。山ちゃん全く似てないだろ。この三組ならしゃちほこ断然》
《完全に自分の手柄ちゃうやん。ほぼ海宝くんのおかげじゃなくて、全部海宝くんのおかげやで》
《応援はしているけど、モノマネという事で見ると今回は似てないって思いました》
《山ちゃん何故か特別扱いされてるけど普通に山ちゃんやん。モノマネになってない》
など、本当に批判が殺到したのだった。
「山寺はタレントの声優起用に公然と異議を唱えていますが、自身はこうして頻繁にバラエティーに出ている〝ダブスタ〟タレントの1人。声優としての矜持や棲み分けを叫ぶなら、〝ものまねタレント〟としての活躍を求められたこの番組のオファーは断るべきだったかもしれません。こうして二枚舌の半端なことをするから物議を醸すのでしょう」(週刊誌記者)
今後は本業の声優に専念してもらいたい。
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