村田諒太が「引退」とベルトを掛けて世界戦の再戦に挑む

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ボクシングのミドル級でロンドン五輪の金メダリストに輝き、WBA世界ミドル級1位の村田諒太が、因縁の相手との再戦に挑むことが決定した。

8月3日に東京都内のホテルで記者会見が開かれ、10月22日に両国国技館で同級王者アッサン・エンダムとタイトルマッチ12回戦を行うことが発表された。

5月20日の王座決定戦(有明コロシアム)では、村田が4回にダウンを奪い、試合を優勢に進めたかに見えたが、多くの批判を集めた不可解な判定でプロ転向後に初の敗戦を喫し、世界王座獲得を逃していた。のちにWBA会長が判定を謝罪し、再戦を指示するという異例の展開になっていた。

会見にはエンダムがフランスから来日して出席し、両者が椅子を並べ、エンダムから記者の質問に答えた。

「ここに戻って来ることができてうれしい。日本のなかでも自分の顔と名前を認識してくれる人が増えてホームと感じている。世界中で話題になったのもうれしい。世界中のみなさんに愛するボクシングを見てもらいたい気持ちが大きかった。前回の試合と同様、それ以上にハードファイトを見せたい」と誓った。

その次に村田が、「きれい事ではなくて、彼には感謝しています。デビュー戦は僕にとって冒険マッチだったかもしれません」、「いまの位置まで彼が引き上げてくれた。もっといい試合をして、彼を超えてもっとその先を見据えたい」と闘志を燃やした。

 

再戦成立にはフジテレビの希望も影響

「前回は村田の奪ったダウンが全く評価されない採点で、その上に根拠が分からない結果に世界中が困惑しました。再戦がなければ、世界中のボクシングファンが納得しなかったでしょう。前回は視聴率が平均17.8%で、瞬間最大視聴率は23.2%とかなりいい結果でした。放送したフジテレビから『ぜひ再戦を』と希望されたことも、マッチメイクができた理由になっています」(格闘技ライター)

前回の試合で起きた“事件”によって、村田の再戦はボクシングファンならずとも注目している。

「年齢からいっても、村田は引退を賭けての厳しいリングになるでしょう」(同・ライター)

果たして、勝者はどちらか。

 

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