5月7日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に、人気4人組ロックバンドの『[Alexandros]』が出演。しかし、今年4月に正式加入した新ドラムの存在が、ファンを複雑な気持ちにしているようだ。
『[Alexandros]』は、映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主題歌として起用されている『閃光』を披露。パフォーマンス前のMCで、ボーカルの川上洋平は「新しい仲間が加わりました」と、新メンバーのリアド偉武を紹介した。対するリアドも「『[Alexandros]』ドラムのリアド偉武です」とはっきり宣言。また演奏を始める直前に、川上がリアドに向けて一礼する場面も見られた。
しかし、以前から同バンドを追ってきたファンにとって、『[Alexandros]』のドラマーといえば前任の庄村聡泰。以前から「局所性ジストニア」を患っていた庄村は、昨年5月にリリースされたベストアルバムを最後に勇退していた。ただファンの中にはまだ気持ちを整理できていない人も多いようで、新体制での「Mステ」出演には、
《だめだ、リアドの正式加入を受け入れられない…》
《リアドのドラムより、サトヤスの方がいいなって感じてしまう》
《「Mステ」でドロスとしてドラム叩いてるリアドに違和感》
といった声があがっている。
リアド偉武の“古巣”ファンも複雑な気持ち?
一方でリアドが以前まで所属していたバンド『BIGMAMA』のファンも、『[Alexandros]』への正式加入には思うところがある模様。SNSなどでは、
《BIGMAMAガチ勢だった自分にとっては、ドロスにいるリアドを見れない》
《BIGMAMA追っかけてたから、なんとも言えない気持ち》
《[Alexandros]ドラムのリアド偉武です、って聞くのが想像以上にキツかった》
と想いをぶつけていた。
「昨年5月に放送された『Mステ』でリアドが『[Alexandros]』のサポートとして演奏した時も、ファンの間では波紋が広がっていました。そもそもリアドは2019年から『BIGMAMA』と『[Alexandros]』のサポートを兼任していたのですが、昨年の5月10日に『BIGMAMA』を脱退。にも関わらず、そのすぐ後に別のバンドでドラムを叩くリアドを見て、ファンは《何事もなくドロスで演奏してるのはちょっと…》と不信感を抱いたようです」(音楽ライター)
ロックバンドのメンバー変更はよくあることのように思える、しかし、アイドル的な人気を獲得しているバンドは、メンバーの関係性なども人気に関わってくるのかもしれない。楽器隊の変更で周囲が大騒ぎするほど、彼らは熱心なファンに応援されているようだ。
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