アメリカ代表が合宿中止、医療ボランティア7割辞退…東京五輪に立ち込める暗雲

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開幕まで残り2カ月となった東京オリンピック・パラリンピックだが、中止を求める声が世界的に目立ち始めている。

5月12日に開かれた『国際オリンピック委員会』のオンライン会見では、終了間際に反オリンピックを訴える男が乱入。彼は「No Olympics anywhere,NO Olympics anywhere(オリンピックはどこにも要らない)」と繰り返し、放送禁止用語とともに「私たちは五輪を望んでいない。LAにオリンピックはなく、東京にもオリンピックはない」と訴えた。すると、広報部長が終了を告げ、会見は強制的に終わったという。

また同日には、五輪サッカー競技会場の『茨城県立カシマサッカースタジアム』で募集していた医療ボランティアの7割が、辞退していたことも明らかになった。募集当初は看護師や保健師など合計41名が応募していたが、12日の発表では希望者は13名まで減少。辞退理由は五輪への後ろ向きな世論のほかに、医療体制が逼迫している現状が背景にあるようだ。

「五輪中止をさらに現実的なものとしたのが、アメリカの陸上代表チームが千葉県で予定していた事前合宿を中止したこと。その理由については『新型コロナウイルス収束の見通しが立たない中で、選手の安全面に懸念が生じているため』と発表しています」(時事ライター)

東京五輪開催への強行姿勢に怒りの声が噴出!

これらのネガティブなニュースが続き、ネット上には

《日本人に限らず、五輪反対派がいるというのが心強いとしか思えない》
《もういいかげんにしろと言いたい。国民も医療関係者も大多数の反対を押し切って、なんでここまでして強引にやるというのか。何もかも無理がありすぎるだろ》
《国内医療に負担を強い、世界的な感染拡大の火種ともなる。しかもぼったくり男爵やガースー、電通など、一部の強者の利益にしかならないオリンピック。これだけ無茶苦茶な運動会を強行しようとすれば、世界中から抗議の声が上がるのは当然だろう》
《アメリカ様が不参加決め込んだら、いよいよやる意味そのものが脆いものになってくる》
《今の日本に、おもてなしをする能力は無い》
《五輪開くことと人間の命どっちが大事かって話。金持ちさんは、もし何かあればお金で解決できて怖いものは無かろう。しかし庶民はそうはいかない》
《アスリートファーストの方がよっぽど人類にとっての冒涜》
《茨城県知事、茨城県の看護師の方。国の圧力に屈せずに頑張ってください。オリンピックのアスリートよりも、国民の命を守ることが大事ですよね…》

といった声があがっている。

『Yahoo!ニュース』では5月10日から20日の10日間、東京五輪についての〝あなたの考え〟を5択で募集。「観客数を制限して開催するべき」「無観客で開催するべき」「延期するべき」「中止するべき」「分からない」の選択肢があり、14日時点で43万人以上が投票し、現在の投票結果では8割以上の人が「中止するべき」と回答。「開催するべき」の回答はおよそ1割ほどだ。

日本最大手の広告代理店『電通』が東京五輪のテレビ放映権を所持していることがわかり、五輪開催派からも

《五輪実施派だけど、電通が消滅してくれるなら、中止も悪くない》
《開催を望みますが、電通倒産なら…とも思ってしまう》
《五輪中止は嫌だけど、電通は倒産するべき》

といった声があがっている現在。国民の命よりもオリンピックを優先するIOCや政府、東京都は何を考えているのだろうか。

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