24時間テレビ「チャリティーの意義」どこへ?疑問の声広がる

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8月7日放送のバラエティー番組『有吉ゼミ』(日本テレビ系)で、同番組の人気リフォーム企画『ヒロミ、家をイジる。』が、チャリティー特番『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ)内で特別企画として放送されることが発表された。これに対して視聴者からは、“企画の価値”を疑問視する声が挙がっている。

有吉ゼミでは、実家が工務店を営んでいるヒロミが、これまで芸能人の家をリフォームしてきた。そして、今回の24時間テレビで放送する企画では、古い駅舎のリフォームに挑戦することになった。

リフォームする舞台となる銚子電気鉄道の本銚子駅は、築94年とかなり古く、事前に訪問したヒロミも「マジで~! これは古いなあ…」と感想を漏らしたほど。利用客の多くが小学生であるため、安全性に配慮しなければならないのだが、経営状況が厳しく、建て替えできない状況にあるという。

今回は地元の小学生からの要望があり、企画が実現。ヒロミが放送時間内にリフォームを完成させることができるかが見どころだという。これについてインターネット上では、《マラソンだけじゃなく、全体的に趣旨が変わってきてる気が》や《企画はどこへ向かっているのか》など、企画自体に疑問を持つ声が上がった。

 

募金の必要性を訴えなくなった24時間テレビ

24時間テレビは本来、チャリティーのイベントであり、なぜ募金を集めなければならない状況なのかということを知らせるのが番組の目的であるはずだ。

初期は、世界で飢餓に苦しむ現状のレポートなど、募金の必要性を訴えかける企画が中心だったが、1991年には平均視聴率が6.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)まで下がり、存続が危ぶまれたとも言われている。

そこで、現在も続くマラソン企画を立ち上げ、メインパーソナリティーに『ダウンタウン』を起用してバラエティー色を強めたことにより、1992年は17.2%と視聴率は大幅に回復した。昨年も15.4%と、安定した視聴率を保っている。

番組の視聴者や募金額が少ないと番組の意味がなくなってしまうが、マラソン企画や今回のリフォーム企画で、視聴者が募金をしようという行動に直結するかということに対し、疑問を抱く視聴者が増えてきているのだろう。

チャリティーの24時間テレビに対抗して、30年前から始まったフジテレビの『FNS 24時間テレビ』(現在は27時間)は、今年から教養色を強めて再出発を図ることになった。本家の24時間テレビの方がバラエティー色を強め続けているというのも皮肉な話である。

 

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