「旭川14歳女子凍死事件」ユーチューバーを再逮捕? 事実不明のまま情報が錯綜

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今年3月に北海道・旭川市で起こった「14歳女子凍死事件」。この事件の真相を探るべく、関係者を突撃取材して逮捕されたユーチューバーの男が、5月17日に釈放されたことがわかった。

同事件は、『文春オンライン』が報道して発覚。イジメによるPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされた中学2年生の少女が失踪し、3月23日に凍死した姿で発見されるという凄惨な事件だ。

しかし、イジメの加害者が未成年ということもあり、誰も罪には問われていない。それどころか、娘がイジメを受けているのではないかと心配した母親が学校に相談しても、担任教師は「今日は彼氏とデートなので、相談は明日でもいいですか?」と言い放ち、取り合ってくれなかったという。

また事件発覚後、学校の教頭が「わいせつ画像の拡散は、校内で起きたことではないので学校としては責任は負えない」「加害生徒にも未来がある」と返答したことに非難が殺到していた。

今回釈放されたユーチューバーは、事件関係者に「お話伺わせていただけないでしょうか」「今以上の炎上騒ぎになると思います」などとメッセージを送り、強要未遂の疑いで逮捕された。一方でイジメの加害者や加害者を擁護する姿勢を見せた学校側や、教育委員会側には目立った〝お咎め〟はナシ。加害者には少年法に基づいた〝厳重注意〟がされただけで、処罰は一切なかったという。

旭川警察への不信感は高まる一方

不平等さが浮き彫りになったユーチューバーの逮捕~釈放劇に、学校やイジメ加害者どころか、旭川市にも不信の目が向けられており、

《旭川は修羅の国なんか?》
《ユーチューバーは逮捕して、イジメの関係者は刑罰ナシ。ここは本当に日本ですか?》
《旭川警察ちょっと無能すぎない? もっとやるべきことあるでしょ》
《個人的にはマスコミよりも、このユーチューバーの方の方が取材能力が高いし、情報も信用できる気がしていた。今回の逮捕~釈放は見せしめかもしれないな》
《ユーチューバーを捕まえるより先に、もっと逮捕すべき人がいるんじゃないか。犯罪無法都市としか思えない》

などの批判が相次いでいる。

「旭川警察は同事件だけでも大きな〝やらかし〟を犯しています。2019年6月に女子生徒はイジメグループから脅され、ウッペツ川へ飛び込んで入水。警察が出動しましたが、そこでイジメの発覚を恐れた加害者らが『この子はお母さんから虐待を受けていて、辛いから死にたくて飛び込んだ』と虚偽の説明を行っています。この説明を警察は鵜呑みにしてしまい、母親は病院へ付き添うことができませんでした。イジメの決定的な現場だったにも関わらず、警察の安直な判断が事件をややこしくしてしまった印象を受けます」(時事ライター)

また現在、真偽は不明だが、釈放されたはずのユーチューバーが再逮捕されたという情報がSNSで飛び交っている。SNSで再逮捕が拡散されると、

《ユーチューバーが再逮捕された様子ですね。ほんまに旭川市って腐ってるわ》
《風化狙いの再逮捕? 第三者の調査書出すのが11月末。更なる隠蔽後に、釈放されたりして…》
《例のユーチューバーが釈放され、その後、別件で再逮捕? ともかく、強要未遂で勾留フルセット、処分保留での釈放となると、もはや勾留自体が目的? となると、あのユーチューバーは、何かしら警察にとって不都合な情報を持ってた?》

と、真偽不明のまま、情報が錯綜している。

個人的な感情でイジメ加害者や関係者を〝私刑〟にすることは、絶対に許されてはいけない。しかし、これ以上の被害者を出さないためにも、事件の真の解決を望む人が多いのは間違いないだろう。まずは冷静に情報や物事を判断したいものだ。

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