ひろゆき“デジタル庁”に応募するも不採用に! ネット上からは失望と納得の声

ひろゆき“デジタル庁”に応募するも不採用に! ネット上からは失望と納得の声

(C)Mego studio / Shutterstock

インターネット掲示板『2ちゃんねる』の元管理人で、実業家の〝ひろゆき〟こと西村ひろゆき氏が5月14日、自身のYouTubeチャンネル『ひろゆきの部屋』を更新。デジタル庁に応募していたが、まさかの〝不合格〟だったことを明かし、ネット上では冷めた声があがっている。

ひろゆき氏は『デジタル庁に応募したがまさかの不合格だった。これで言いたい放題言うことができると話すひろゆき。デジタル庁、COCOA、個人情報についてひろゆきが持論を展開する』というタイトルの動画を公開。視聴者から《デジタル庁が9月から創設されますが、もしひろゆきさんがデジタル庁の全権限を任されたら、何を行いますか?》という質問が寄せられた。

ひろゆき氏は「とりあえずCOCOAをなんとかしますね。あれがデジタル庁の権限なのかわかんないですけど。あと、スマホで個人情報含め決済していくということをデータとして残すことで、脱税しづらい社会にした方がいいと思うんですよね」と回答。

他にもデジタル庁の応募に申し込み落とされたことを明かし、「これで気兼ねなく文句言える立場にあります。文句言う場合は対案を用意しろっていうのは正しいと思うし、じゃあお前やれって言われるのが想定されるので、応募したら落ちました」と、自虐的に笑った。

この動画に、フォロワーからは

《デジタル庁に応募したんだw これはぜひ実現してもらいたかった》
《落ちる理由は何となくわかる気がするけど、採用されたその先の景色を見てみたかった》
《こんなに優秀でも落とされるのか。こんな人物も意外性があっていいと思うんだけどな》
《ひろゆきほど有能な人材が来ると自分たちの利権や牙城が丸ごと潰されるから、何があっても絶対に受からないようにしてそう》

などと、さまざまな意見が寄せられている。

ひろゆきが不合格なのは当然だった?

「9月に設立されるデジタル庁では、各種プロジェクトをリードする民間人材の採用活動を1月から開始。全国から1400件以上の応募があり、そのうち約40名を非常勤職員として採用し、4月付で辞令を交付しています。さらに6月の第3弾の公募では、常勤の幹部職員を含めて50人程度を募集する予定になっています。給与水準は最大で年収一千数百万円が想定されていますが、もちろん、ひろゆき氏にしてみれば微々たる額でしょうね。自身でプログラミングまでするひろゆき氏にとってみれば、国の機関で実力を発揮してみたいという思いがあったのでしょう」(業界ライター)

もっとも、そんなひろゆき氏に対し、冷めた声も。ひろゆき氏は過去に東京国税局から約1億円の申告漏れを指摘されているからだ。

実際に、ネット上では

《自分が申告漏れ指摘されてるのに、脱税しづらい社会にした方がいいって言ってても説得力ないからな》
《この人、賠償金から逃げてフランスに住んでるんだよね。何言ってんだろう》
《どうせ意図的に書類不備で落ちるように応募したんでしょ。経歴否定されるのはプライド傷つくもんね》
《中田みたいに海外逃亡してインテリ風ユーチューバーになるの流行ってるの?》

などといった声があがっている。

ひろゆき氏は現在、多くの民事訴訟で敗訴し、億単位に膨れ上がった賠償金については支払いを拒否。訴訟回避のために〝海外逃亡〟したといわれている。

いくら優秀な人材でも、今のような状況では国の機関に選出されることは難しいだろう…。
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