東京大空襲「発案指揮者」に旭日大綬章を叙勲した日本政府の罪悪

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第二次世界大戦において敗戦国となった日本は、『極東国際軍事裁判所条例』の第5条において、以下の罪で裁かれた。

  1. 平和ニ対スル罪
  2. 通例ノ戦争犯罪
  3. 人道ニ対スル罪

《戦争犯罪》とは、戦争を通じて人類に多大な損害を与える行為、すなわち大量殺人を行ったというのが第一義である。素直に解釈すれば、戦争の目的はいかに多くの人的物的被害を出すかにあるから、できるだけ多く人を殺した方、つまり第二次世界大戦では、勝利者である連合国が裁かれなければならないことになる。

3は分かりやすい。戦時中に人道に反した行為を犯罪とする考え方で、これは戦闘力を持たない非戦闘員を圧倒的な武力を用いて戦闘員が殺戮する場合だ。広島と長崎への原爆投下や、東京大空襲、大阪、名古屋などへの大量の焼夷弾投下は、圧倒的な武力を用いて、戦闘員が戦闘力を持たない非戦闘員に対して虐殺を行った。それであるにもかかわらず、米国側は誰ひとり裁かれていない。日本の“戦争犯罪人”は、この原則から裁かれたわけではないということになる。

では何をもって裁かれたのか。それは敗戦国の何らかの職責の責任者(捕虜の監視役など)だったから責任を取って死んでもらうという復讐以外の何物でもない。

 

在日米軍の幹部に贈られた263個の勲章

東京は1944年11月14日以降に106回もの空襲を受けたが、1945年3月10日(東京大空襲=死者10万人、罹災者100万人超)、4月13日、15日、5月24日、25~26日の5回は、人類史上稀にみる非戦闘員に対する大虐殺が行われた。

日本政府は戦後、東京大空襲作戦を発案指揮したアメリカ空軍の司令官カーチス・ルメイ氏(故人)に最上位の旭日大綬章を贈っており、在日米軍の幹部には過去50年足らずのあいだに263個もの勲章を授与している。だが、春秋の叙勲の外国人枠とは別にされ、これらの授与者の名が公表されることもない。

ルメイ氏への叙勲を決めたのはアメリカによる“北爆”を支持し、のちにノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作内閣のときだ。アメリカに媚を売るために勲章を贈ったのだろうか。

しかも、日本の自衛隊の幹部は、最高クラスでも旭日大綬章より下の瑞宝重光章にとどまっている。日本人としてはルメイ氏への叙勲を絶対に納得できない。

 

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