大坂なおみが“うつ病”告白! 全仏オープン棄権も「釈然としない」と疑問の声

大坂なおみが“うつ病”告白! 全仏オープン棄権も「釈然としない」と疑問の声 

(C)action sports / Shutterstock

女子テニスの大坂なおみが6月1日、自身のSNSを更新し、全仏オープン2回戦の棄権を表明。さらに2018年から〝うつ状態〟だったことを告白し、ファンがザワついている。

大坂は全仏オープン女子シングルス1回戦に勝利後、コート上でのインタビューには応じたものの、記者会見を拒否。主催者側は1万5000ドル(約165万円)の罰金を課し、「試合の結果がどうであれ、メディアに対応することは選手の責任であり、スポーツ、ファン、そして自分自身のために選手が負うべきもの」とコメントを発表。このまま違反を続ければ、大会からの追放や多額の罰金、将来的に四大大会への出場停止もあると警告していた。

「大坂が記者会見拒否したことで、世界中のテニスファンから非難の声が殺到していました。しかし、大坂が長らくうつ状態にあったことで、一転、同情の声が広がっています。大坂にしてみれば誰も自分を擁護してくれず、言い訳のできない状況に追い込まれたため、病気を告白したのではないでしょうか。もっとも、うつがそれほど深刻なら、最初から『メンタルに支障があるから、記者会見は見送って欲しい』と言えばいいだけです。ファンも正直、複雑な気持ちを抱いたことでしょう」(スポーツ紙記者)

大坂なおみの“公表タイミング”が物議

この報告に、ネット上では

《うつ病を表に出したくなかったのも理解はできるけど、それを伏せた状態で発言をして、世間のリアクションを見てから、「うつ病だったんです」って言われるとね。お大事にとは思うのですが、なんか釈然としない感じ》
《私は私の好きにするんだと強引に決めた人がうつ病だったとか不思議。最初から、記者会見でおかしなことをいう記者をどうにかするという方向で持っていけばよかったように思う》
《こういう公表のしかたは残念。バッシングへの言い訳にしか思えない。最初からちゃんと言えばよかったのに》
《あんなに反抗的な反応をしといて賛同を得られなければ告白。やはり精神的に大人になり切れてないんじゃないか?》

などといった声があがっている。一方で、周囲の環境に対しては

《本当にうつなら、なぜうつ状態のままプレーさせていたの? トレーナーや周りの人が大坂さんのことを〝金がなる木〟としか見ていなかったのでは?》
《周りのサポートがまるでダメだな。全仏オープンの出場前に辞退させ、本人の状態を発信し理解を求めるべきだったのでは? そうすれば何か大会側も歩み寄りがあったかもしれないのに》
《「鬱気味なので会見は今回控えたい」と、代理人を通じて大会運営側に交渉する、それくらいの段取りを仕込めるまともな人は周囲にいなかったのか。これだけ稼いでるんだから、そういう賢い人が周りに一人二人いても良いような気もするけど…》

などと疑問の声もあがっている。

大坂は自身のSNSで、《私はいま少しの期間、コートから離れるつもりです。でも、時期がくれば、私はツアーとともに選手たちや報道陣、そしてファンたちのために物事をよりよくする方法を話し合いたいと思っています》とコメントしている。

しっかりと休養をとって、また再び活躍する姿をファンにみせてほしい。

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