『マツコ会議』がユーチューバー紹介番組に?「最近ヒドい」「つまらん」

『マツコ会議』がユーチューバー紹介番組に?「最近ヒドい」「つまらん」 

画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

マツコ・デラックスがメインを務めるバラエティー番組『マツコ会議』(日本テレビ系)が、ここ最近、視聴者から失望を買ってしまっている。

同番組は、マツコとスタッフが都内会議室に集い、様々な場所と中継を結ぶ、会議風バラエティー。ヨガスタジオや夜の店、シェアハウス、養成所といった場所にレポーターを送り、そこに集まる人々のディープな生態を明かしていく。時には著名人との対談も行われるが、一般人から面白味を引き出すのがメインなあたり、同じくマツコ出演の『月曜から夜ふかし』(同系)に近いものがあるだろう。

しかし、コロナ禍でロケが厳しい時勢もあり、この1年ほどは、レポーターを派遣しない〝リモート対談〟企画がメインに。ピン芸人・もう中学生やタレント・フワちゃん、実業家・J.Y.Parkといった著名人から、インフルエンサー、若手起業家、音楽クリエイターらと本音を交わし合っているのだが、特にインフルエンサーの頻度が高くなっているのだ。

視聴者の需要とはミスマッチ?

最新6月5日の放送回には、登録者数870万人を誇り、もはや知らない者は日本人ではないと言っても過言ではない国民的ユーチューバー集団『すとぷり』が出演。その前週も、ユーチューバーのブリアナ・ギガンテと立て続いている上、5月15日には、YouTubeやTikTokで人気の振付師が出演と、ネット著名人が明らかに頻出している。

若い世代にはウケが良さそうなこれらの人選だが、マツコと一般人の化学反応を期待している番組ファンは、こうしたラインナップに納得がいかない様子。ネット上には

《ここのところのマツコ会議はユーチューバーが多い気がする》
《結構前からだけどもうただの人気ユーチューバーの紹介番組みたくなってる感あるなぁ》
《ロケ行けないから仕方ないのかもしれないけど最近のマツコ会議はユーチューバーばかりでつまらんな》
《なかなか外でロケをできないってのもあるのだろうけど、最近のマツコ会議はユーチューバーのネタばかりでつまらん》
《以前から一般人にスポットを当てた番組だったとはいえ、最近は特にひどい》

など、不満が見受けられている。

一応、次回はタレントの鈴木奈々が出演するが、このままユーチューバー紹介番組に成り下がってしまうのだろうか。

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