金ロー『ボヘミアン・ラプソディ』“男同士のキス”ノーカット放送に称賛!

金ロー『ボヘミアン・ラプソディ』“男同士のキス”ノーカット放送に称賛! 

(C)Roman Samborskyi / Shutterstock 

6月4日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で、ロックバンド『Queen』のフレディ・マーキュリーを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が放送された。劇中には彼の半生を再現したシーンが数多く登場する。しかし、それらのシーンにネット上から〝時代錯誤〟な反応が続出していたようだ。

実にドラマチックな人生を送ってきたフレディ。今回注目を集めたのは、フレディの性的嗜好などが表現されたシーンだ。例えば劇中でフレディは、マネージャー男性のポール・プレンターや、後の恋人となるジム・ハットンとの濃厚なキスを披露している。

しかし、男性同士のキスシーンということもあり、ネット上には、

《女の子同士のキスはめっちゃ良さしかないのに、男同士のキスは…》
《ボヘラプちょっとだけ見たけど、急におじさん達がキスしてて…》
《金ローよ、男同士のキスを流していいのか!? ノーカットとか言って強がってるけど、ここはカットしてもよかったぞ!》

などと嘆く人が続出してしまった…。

わざわざ口に出すことが時代遅れ?

もちろん、否定的な反応に対して、

《ゴールデンで男性のキスシーンを流した金ローはやっぱり最高じゃないの》
《家族とボヘミアン観てるけど、マーキュリーとジムのキスシーンで『気持ち悪い』と普通に言ってて、LGBT問題は世間にそこまで浸透してないのかと感じた》
《男同士のキスシーンの度に『ウホッ』『アッー!』とか言ってて、反応に全くアップデートが見られず呆れたが、10年前や5年前の誰かのツイートでも同じ事書かれてたから、もう永遠に変わらないんだろうな》
《クィア表現はステレオタイプで問題が多いけれど、LGBTへの理解を促進するという初期段階ですら「差別は許されないと明記すれば社会に混乱が生じる」とか言われる日本において、お茶の間にこの映画が流れる功績は大きい》

などと指摘する声も数多くあがっている。

「日本でも〝LGBTQ〟といった言葉が認知されつつあり、同性婚などにも多少の寛容さが見られるようになりましたが、まだまだ黎明期を抜け切れてはいません。諸外国に比べると、セクシャルマイノリティに対する偏見は強い印象です。それでも少しずつ世間の考え方は変わりつつあるので、10年後には大きく変わっているのではないでしょうか」(人文学部研究科)

センシティブなテーマではあるが、この問題を避けてしまっては無意識の差別に繋がりかねない。今後は同性のキスシーンを、当たり前のように取り入れる作品がスタンダードになっているかもしれない。

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Roman Samborskyi / Shutterstock

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