近年、まさかの再ブレークを果たしているピン芸人「もう中」こと、もう中学生の快進撃が止まらない。
もう中はここ最近露出が増えており、人気トーク番組『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日系)には「かりそめファミリー」として不定期出演中。6月11日の放送にも、VTRコーナーのリポーターとして出演し、食材カットマシンでシェア70%を誇る企業「平野製作所」を訪問した。
工場で刺身のツマをつくるマシン「つま一番」を視察すると、もう中は「いい名前ですね。漢字2に対してひらがな2の割合」などと独特コメントでネーミングを褒める。マツコ・有吉が思わず笑うと、製作所の社長も困惑したリアクション。しかし、もう中は次々と独特なコメントを繰り出していく。
マツコが「もう中の企業訪問おもしろいね」と敬服すると、有吉も「すごい。リポーターの仕事増えそう」と絶賛。その後、もう中はメジャーでマシンの長さを測り始めたのだが、テレ朝系の長寿番組『建もの探訪』のメジャーという予想外の事に、マツコと有吉は腹を抱えて大笑いし始めた。
これにマツコは「ちょっとホント今一番好きかもアタシ。ヤバい、おもしろ過ぎる」と最上級のコメントを見せ、もう中独特の世界観に、有吉も「いやすごいね。怪物ですよ」と爆笑。「レポートは向いてるね」とさらに舌を巻き、マツコも「すごいね…」と圧倒さえされていた。
もう中学生に「人柄も良さそう」など称賛の嵐
視聴者の反応も上々で、ネット上には
《もう中は、さかなクンみたいにイヤミがないし、人を傷つけない笑いなので良い》
《この人は本当に性格が良いんだろうなぁと思ってた。優しさが滲み出てる気がする》
《もう中は腕のある東京系譜のベテランとフリーで会話するだけで爆発的な笑い取れる超天才芸人》
《予想外のリポートに何度も吹き出してしまった》
《嫌味のない芸風だし、老若男女に好かれると思う》
などと称賛がズラリ。面白さはもとより、マツコ・有吉も絶賛する人柄に称賛が集まった。
「もう中のブレークは2008年の『爆笑! レッドカーペット』(フジテレビ系)。しかし、当時のショートネタブームに乗っただけの有象無象に過ぎず、世間から『一発屋』と言われ、実際に露出は激減してしまいました。しかし、昨年ごろから『かりそめ天国』や『有吉の壁』(日本テレビ系)で突如再ブレークを果たし、『マツコ会議』(同系)ではマツコと対談も敢行。各番組で垣間見える人格の良さが『人を傷つけない笑い』がテーマとなっている世相や、最初のブレークを知らない優しさに飢えた若年層にガッチリとハマっているのでしょう」(お笑いライター)
マツコと有吉から気に入られ、2人の番組にはよく出てくるもう中。裏を返せば、マツコ・有吉が一芸人をブレークさせられるほどの大物になった証左かもしれない。
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