6月17日、フジテレビが今年2月に放送した『超絶! THE空中サバイバル』のVTRの一部が、読売テレビが2016年と18年に放送した『体感! 奇跡のリアルタイム』の放送内容と酷似していたと、公式ウェブサイトで謝罪。この謝罪内容に批判の声が殺到している。
今回の問題について、フジテレビは《読売テレビからご指摘を受けて同社に謝罪いたしました。今後、放送内容の確認をさらに徹底することにより、このようなことがないよう再発防止に努めてまいります》とコメントしている。
「問題となったのは、イギリスの大手航空会社『ブリティッシュエアウェイズ』で実際に起きた航空機事故を扱ったコーナーで、〝フロントガラスが吹き飛んで機長が外に〟〝前輪が横向き〟といった内容がそっくりだったようです。VTRの構成やナレーション、スーパーの表記やCGもほぼ同一だったというのですから、そのままパクって多少手を入れた程度だったんでしょうね。読売テレビはすでにフジテレビから謝罪文を受け取っており、『フジテレビ側からは再発防止を徹底するとの意向も示されていることから、弊社として謝罪を受け入れることと致しました』と発表しています。一方のフジテレビは、事の詳細を明らかにしておらず、視聴者からは非難の声が相次いでいますね」(テレビ誌ライター)
不祥事続きのフジテレビに呆れ声
フジテレビの謝罪態度に、ネット上では
《またフジテレビか! 女子アナのステマ問題も適当にごまかして、ほんと次から次へと不祥事が発生しますね。今時ネットで調べればすぐに分かっちゃうのになんでパクリとかしたんだよ》
《ステマの次はパクリか。誰も表で謝罪しないなんて終わってるな》
《フジテレビは不祥事ごとに、膿を出し切るというけど、根っこが腐っていて膿が止まらない状態になっているのでは? この体たらくじゃ視聴者もどんどん離れていくわ》
《制作会社に丸投げしてチェックを怠ってたんだろ。適当な仕事してんなぁ》
《ほとんどのスタッフが他局で放送済みの素材っていうのをわかっていて、局のプロデューサーには黙っていたパターンじゃないか? そうなった局自体を騙していたことになるし相当悪質》
《なんで原因説明していないんだろう? 再発防止って取りようによっちゃ「今後はパクる時はかなり内容を変えてわからないようにします」っていうふうにも取れるぞ》
などと大ブーイングが起こっている。
関係者の話では、「2つの番組に同じスタッフが関わっていた」ということで、どうやら単純に動画を〝使い回し〟していたというのが真相のようだ。
視聴率が右肩下がりのフジテレビでは番組制作費が年々、削られていて、現場ではそのしわ寄せがかなり大きいという。少しでも予算を浮かせるために、映像をパクっていたのだろうが、このような体たらくでは、さらなる視聴者離れが加速してもおかしくないだろう。
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