松本人志の“視聴率論”が物議!「視聴者には関係ない」の突き放し発言に違和感

松本人志の“視聴率論”が物議!「視聴者には関係ない」の突き放し発言に違和感 

画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

『ダウンタウン』松本人志が、最近物言いを始めた視聴率論。これがネット上で物議を醸している。

発端となったのは、松本が久々に新作コントを書き下ろした6月12日放送のコント特番『キングオブコントの会』(TBS系)の視聴率が話題になったこと。世帯視聴率6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だった同番組に対して、松本はツイッターで《キングオブコントの会は内容的にも視聴率的にも大成功でした ネットニュースっていつまで“世帯”視聴率を記事にするんやろう? その指標あんま関係ないねんけど。。。》《コア視聴率が良かったんです。コア視聴率はスポンサー的にも局的にも世帯視聴率より今や重要な指標なんです。そのコア視聴率が3時間横並びでトップやんたんです。だから。低視聴率みたいなミスリードは番組を観てくれた皆さん。後輩達に申し訳ない気がします》(原文ママ)と苦言を呈し、世間であまり認知されていない〝コア視聴率〟という話題を取り上げた。

その後、20日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で松本は、視聴率はそもそも「視聴者には関係ないこと」とコメントし、テレビ側の立場から、視聴率を取り上げるネットニュースに釘を刺していた。

CDの売上、映画の興行収入はどうなる?

しかし、もとはと言えば、視聴率という指標を掲げてテレビを盛り上げてきたのはテレビ側。今だに世帯平均視聴率が高いことをアピールする番組も多く、元旦に放送された『芸能人格付けチェック! 2021お正月スペシャル』(テレビ朝日系)では、松本の相方である浜田雅功が、「正月三が日で一番視聴率出るのがこの番組らしいですよ」と嬉しそうに語っていたこともある。

また、視聴者に関係なくとも、視聴率を知りたくなるのはある種当然。映画の興行収入も同じように、鑑賞者にとっては無関係でも、全世界の一般人が気にしている。他にも、漫画が何万部売れた、CDが何万枚売れたなども同様である。

では、高視聴率や大ヒット映画だけ話題にすればいいのかといえば、それも違うはず。低視聴率の番組や爆死した映画が話題になるからこそ、ヒットした作品が輝く。そもそも低い数字も取り上げないと、ヒットした作品の凄さがピンとこない。

影響力が低くなってきたテレビがいまも社会現象となるほど盛り上がるのは、『半沢直樹』(TBS系)や『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のように爆発的な視聴率が話題となり、それをきっかけに世間の注目がさらに集まる時だ。

視聴率の話題を封印することは、テレビの力をますます減らしてしまうことになりそうだが…。

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