稲垣吾郎が「役者継続宣言」ジャニーズ退所組に追い風

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

稲垣吾郎が“役者を中心に”活動していくという決意のアナウンスを行い、関係者の注目を集めている。稲垣は8月18日放送の『めざましテレビ』(フジテレビ系)にVTRで出演し、同局の軽部真一アナウンサーのインタビューに応じて、『SMAP』解散やジャニーズ事務所退所などについて思いを語った。

稲垣は「見ている方とか世の中的にはすごい変化だと思うので、『何も変わらないよ』って澄ました顔して言ってはいけないことだとは思う」とした上で、「ただ、もちろんいまある現実は現実なので、それを受け止めながら前向きに。仕事欲は尽きることはないので」とコメントしている。この場面にファンは注目し、ひと安心したようだ。

「かねて稲垣は作り手の志向が強く、演劇の裏方、つまりシナリオライターや作家を目指すのではないかと注目されていました。しかし、インタビューで明確に『役者をやる』と宣言したので、ファンは安堵しているでしょう」(芸能関係者)

稲垣はインタビューで「役者の仕事は大好き」と語り、「いい俳優になっていくことができればいいなと思っています」と、俳優として活動する意気込みを見せた。

「ここまでしっかりと宣言しているということは、すでにマネジメント体制が出来上がっているのでしょう。同居している“ヒロくん”だけでなく、実業家の友人が多いので、投資してもらっているという話も漏れ伝わっています。10月くらいにはスタートするでしょう」(同・関係者)

 

稲垣らジャニーズ退所組に吹く「追い風」

稲垣や草彅剛、香取慎吾というジャニーズ事務所を退所する面々にとって運がいいのは、現在は公正取引委員会が芸能事務所ににらみを利かせており、露骨に“事務所を辞めたタレントの仕事を干す”という行為ができないことだ。

「タレントが事務所を辞めて独立する際の風当たりは緩和されつつあります。きっと稲垣に役者としてオファーする意思のあるテレビ局や製作会社も、昔ほどハードルは高くないはずです」(同)

芸能事務所から独立組したタレントの仕事を邪魔すると、その事務所はファンならずとも世間に“ブラック企業”扱いされるのは明白だ。稲垣はインタビューでファンの心配について「それは一番感じていること。心配を掛けるということは非常に申し訳ないことなので、やっぱり心苦しいです」と語っていた。ぜひ堂々と独立し、役者のオファーを勝ち取ってほしいものだ。

 

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