7月6日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)は、音楽について特集。番組内でマツコ・デラックスが語った〝音楽史観〟に、絶賛の声が寄せられている。
この日の番組では、日本の歌謡史を彩ってきた〝ガールズバンド〟にフォーカスを当て、掘り下げていくことに。識者として『SHOW-YA』の寺田恵子と海外でも活躍しているギタリスト・SAKIが登場し、それぞれ音楽について語っていった。
TBS「マツコの知らない世界」7/6(火)よる8時57分~
寺田恵子&SAKI出演!いよいよ明日放送です!
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— SHOW-YA (@showyaofficial) July 5, 2021
とくにSNSで注目を集めたのが、マツコの音楽史観。マツコは新時代のガールズバンドに対して、「海外でも受けそうだなって思う」「残念なのは海外もバンド下火じゃん、いま」と見解を述べる。これに寺田も同意し「ロック全体が…」と顔を曇らせ、豊富なジャンルの台頭によってバンド音楽が衰退していると語っていった。
寺田のコメントに同調するマツコだったが、一方で日本人に宿るロック魂について持論を展開する場面も。音楽には動きがあると前置きして、「ロックテイストがもっと支持をされる時って絶対来る」とコメント。そして、「日本人ってロック好きよね」「世界的にみてもこんなにロックにがんじがらめになっている国はない」と発言をまとめるのだった。
詳しすぎる? マツコの博識さに驚愕する視聴者
マツコの音楽史観に対して、ネット上では、
《日本ロック史に残る名言を吐くマツコ》
《マツコ論面白いな。また音楽を語ってほしい》
《確かに日本ってロック好きすぎるよなあ》
《「世界で一番ROCKにがんじがらめになってる」鋭い、その通りだと思う》
《音楽の造詣が深いんよなぁと改めて思い知らされた夜だったな。バンド知識もかなりあったし付け焼き刃じゃない》
《マツコさんの「ロックにがんじがらめになってる国は日本くらい」ほんと名言》
《マツコの「日本は60年代にビートルズの洗礼を受けたから、日本にはロックのDNAが根付いた、一方で韓国は初めて洋楽の洗礼を受けたのが80年代のマイケルジャクソンだったからK-POPでダンスミュージックが発展した」みたいな分析(?)が妙に説得力あった》
《韓国にはロックの文化がないっていうの目から鱗でした。日本とは音楽の土壌が違うんだなと納得》
などと絶賛の声が続出している。
マツコは番組内で日本人とロックの関わり以外に、フェミニズムなどにも言及。音楽の造詣が深く、番組は〝マツコの知らないガールズバンドの世界〟というよりは、マツコに教えてもらうような形になっていた。
圧倒的な知識量とトークスキルで視聴者の共感を集めたマツコ。もっと本格的に音楽について語ってほしいと思っている音楽ファンも多いに違いない。
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