松山千春が飛行機遅延で生歌を披露したことには「前例」があった

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8月20日の正午ごろ、北海道の新千歳空港から大阪府の伊丹空港へ向かう飛行機が、1時間ほど遅延するトラブルが起きた。その機内では「まだ飛ばないのか!」というような不穏な空気が漂っていたが、そんなときに突然、機内放送から流れたのは、松山千春が歌う『大空と大地の中で』の1フレーズだった。

何と、たまたま乗り合わせていた松山千春本人が、機内のムードを和ませようと、自らマイクを握り歌ったというのだ。たった1フレーズながらも突然の生歌に、乗客からは拍手が沸き上がったという。

松山は歌い終えると「皆さんのご旅行が、また、これからの人生が素晴らしいことをお祈りします。もう少しお待ちください。ありがとうございました」と、ひと言告げた。ある乗客がこの状況をツイッターへ《機内で1時間近く待たされていましたが、一気にそんなことを忘れました》と投稿していた。

 

同じように飛行機遅延で歌を披露した世界的歌手

「松山の今回のサプライズで思い出されるのは、昨年末にあったアルゼンチンのブエノスアイレス空港での出来事です。突然のトラブルで遅延が度重なり、乗客たちのストレスは最高潮に達していました。あわや暴動かというときに、ひとりの女性が空港アナウンス用のマイクを突然奪うと、アカペラで歌いだしたのです。その曲は世界的なヒット曲『Girls Just Want To Have Fun』でした。その女性は、世界的シンガーソングライターのシンディ・ローパーだったのです」(芸能記者)

このシンディの歌声に気が付いた空港内の人々は、彼女に会わせて合唱を始めたという。

「殺伐とした空港の雰囲気が一転してミニコンサート会場となり、乗客のストレスが吹き飛んでしまいました。松山もシンディのサプライズは知っていて、行動に出たのかもしれません」(同・記者)

松山は同日に放送されたABCラジオ『松山千春のON THE RADIO』で、「『すみませんが、みんなイライラしています。マイクを貸していただけますか』って言ったら、キャビンアテンダントの方が『機長に伝えますので』と言った。そしたら機長さんからOKが出ました。『じゃあ、ここを押して話してください』」と、そのときの様子を語っていた。

松山は過去に暴力団員との交流が発覚するなど、どちらかと言えばダークなイメージが付きまとっていた。だが、一般の乗客に向けた今回のサプライズは、松山のイメージアップにひと役買ったことだろう。

 

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