たい焼きの「魚拓」にマツコ・デラックス仰天

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8月22日に放送されたバラエティー番組『マツコの知らない世界』(TBS系)で『天然たい焼きの世界』が紹介された。この題材を紹介するゲストは、1985年に『プレイボーイ・ドキュメントファイル大賞』を受賞した経歴を持つ、フリーランスカメラマンの宮嶋康彦氏だった。

マツコ・デラックスが「たい焼きに天然ものと養殖ものってあるんですか?」と質問すると、宮嶋氏は1908年ごろの、たい焼きが発祥した当時の焼き型を見せた。この焼き型を使い、1個ずつ手間をかけて焼くのが“天然もの”、大きな焼き型で一気に大量に焼くのが“養殖もの”だと説明した。さらに続けて「天然ものと養殖ものの優劣を言うものではありません」と付け加えたあとで、「天然ものは絶滅危惧種なんですよ。焼型が1丁で約2キロあり、作る方には重労働」と力説した。

マツコが実際に天然ものの焼き型を持つと「重たい。これを一日中やってるの? 養殖ものでもいいのでは」と驚いた様子。宮嶋氏は、1975年のヒット曲『およげ!たいやきくん』の発売で、たい焼きの認知度が一気に広まり、その影響で養殖もののたい焼きが増えたと説明した。

 

たい焼きを魚拓で残す宮嶋氏の姿にマツコ仰天

宮嶋氏は、天然もののたい焼きを、“あるやり方”で残していると言い、マツコにたい焼きの“魚拓”を披露した。マツコは「たい焼きの魚拓をとってるんですか? 変わった方だ」と驚き、爆笑した。焼き終えたたい焼きの体長や体重を測り、墨を優しく叩く作業を続ける様子に、「まさか、たい焼きで魚拓をとるとは」と呟くと、周囲から爆笑が起きた。

宮嶋氏はさらに、天然もののたい焼きのマップも紹介。現在は全国で21カ所しかなく、揚げて砂糖をまぶしたものや、上品なあんが特徴のものなど、形や中身もそれぞれ特徴があると説明した。なかには、「1丁で2匹のタイ焼きが焼ける幻の焼型で焼かれたものがあり、一番狂喜乱舞した」などとエピソードも披露していた。

このやりとりを見た視聴者は、SNS上へ《たい焼きの魚拓には驚かされた》、《好きなことを突き詰めてる姿いいよね》、《天然モノは絶滅危惧種なの》、《たい焼きの話で謎の感動》といった驚きの投稿を多くしていた。

そして、この放送では番組中に宮嶋氏の携帯電話が鳴ってしまったハプニングもあった。マツコは「大丈夫ですよ。こういう展開が好きなんで。こういうのが足りないのです、テレビって」と慌てる宮嶋氏をなだめていた。

マツコは、たい焼きのように“甘さ加減を間違えるとうまくなくなる”と伝えたかったようだ。

 

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