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8月2日に開催された、東京五輪・野球の準々決勝「日本対アメリカ」。見事に延長戦でサヨナラ勝ちした日本だったが、試合中盤に〝致命的な判断ミス〟があり、ネット上で稲葉篤紀監督への批判が集まっている。
この日の試合では、3番手として『阪神タイガース』の青柳晃洋投手が登板。3対3という同点の5回に登板し、アメリカの4番バッターであるトリストン・カサス選手にスリーランホームランを打たれてしまう。3対6という結果になったが、5回ウラに4番の鈴木誠也選手のソロホームランをはじめ、見事な追い上げを見せて9回には再び6対6の同点に。そしてタイブレーク制での延長戦に入り、7対6で逆転勝利を勝ち取った。
「稲葉監督の指示により、3番手として登板した青柳投手。彼は右の投手ですが、タイミング悪く左バッターが続く場面での起用となりました。また、青柳投手は先発として活躍している投手で、今シーズンは中継ぎ投手の経験がありません。にもかかわらず7月28日のドミニカ共和国戦でも中継ぎとして登板し、2失点を許していました」(スポーツライター)
責められるべきは投手ではなく監督!?
なんとか勝利はしたものの、それはあくまで結果論。ピンチを招いてしまった青柳投手に厳しい声があがっていたが、根本的な原因は稲葉監督にあったと思われる。そのためネット上には、
《青柳を酷い目に合わせている稲葉監督に憤慨している》
《ほんと稲葉監督は青柳になんの恨みがあるんだ…》
《左続く場面で青柳とかなんなの? 青柳使った稲葉監督が全て悪い》
《青柳というより稲葉に呆れている定期》
《危ないよ、侍ジャパン。稲葉監督の采配ミスで自滅だった。青柳は先発起用でお願いします》
《青柳は稲葉に潰された。リーグ戦に影響が出る》
《不調の青柳やマー君をまた同じ形で使おうとする。それを短期決戦でやってしまうのが稲葉のやばいところなんよ》
などと批判が続出している。
2試合連続で失点している青柳投手のメンタルが心配だが、稲葉監督の誕生日である8月3日に、マイクを持ってバースデーソングを熱唱。どうやらメンタル面は大丈夫のようだ。
決して青柳投手が弱いという訳でなく、稲葉監督が起用するタイミングの問題。監督を変えることが勝利への近道なのかもしれない。