ハライチ・岩井の漫画『ムムリン』に賛否!「読んでて爽快」「子ども騙し」

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8月2日発売の漫画雑誌『週刊ヤングマガジン』にて、お笑いコンビ『ハライチ』の岩井勇気が原作を担当した漫画『ムムリン』の連載が始まった。しかし、読者からの評判はイマイチのようで、厳しい声が相次いでいる。

同作は、宇宙人・ムムリンと、口を開けば正論が飛び出す大人びた小学生・コウタの共同生活を描くコメディー漫画。第1話は、宇宙旅行を楽しんでいる最中に宇宙船を壊してしまったムムリンが、コウタの部屋に不時着するところから始まる。

快く歓迎されるものと信じていたムムリンだったが、コウタは困っているムムリンを邪険に扱う。取り付く島もない状況だったが、コウタの母親のおかげでなんとか居候を許されるのだった――。

国民的人気作品『ドラえもん』のような雰囲気を感じさせながらも、ムムリンに「宇宙人ってだけで珍しがられて優しくしてもらえると思ってない?」と平気で言い放つコウタの存在により、ブラックコメディー要素が強い作品になっている。

「ムムリン」は名作? 駄作? 割れる意見…

「ムムリン」を目的に「ヤングマガジン」を購入した岩井のファンからは、

《主人公が岩井さんなドラえもん。面白かったです》
《すごく岩井さんだった!  読んでて爽快! 面白い!》
《岩井が原作の漫画面白いから見て欲しい! 岩井が喋ってるように見える》

などと絶賛の声が相次いでいる。その一方で「ヤングマガジン」の読者からは、

《ムムリンつまんねえぞ、典型的な子ども向け風の子ども騙し漫画じゃん》
《ハライチ岩井の漫画ダメやなー。普通に不快感しか残らんかった》
《岩井氏原作の漫画読んだ。うーーーーーーーーーん 90年代?としか…》
《論破野郎ののび太と使えないドラえもんの話だった》
《ロボコの方向性を180度変えてクソつまんなくした感じの漫画だったな…》

といった厳しい意見が続出。「ヤングマガジン」は青年誌なので、単純に作風が合わないと感じる人が多かったようだ。

「ドラえもん」風のほんわか漫画かと思わせておいて、鬱屈した毒を吐くなど岩井の芸風を踏襲した「ムムリン」。岩井ファンには良い作品だったようだが、世間の評判は思わしくない。どうにかこれから挽回してくれればいいのだが、岩井の裁量に期待したい。

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