パラ五輪でも“差別主義者”起用!? 女性蔑視で炎上した『WANIMA』の過去

(C)Roman Samborskyi / Shutterstock 

8月24日開催の『東京パラリンピック』カウントダウンプロジェクトに、ロックバンド『WANIMA』が参加。人気アーティストではあるが、はたして彼らは「東京パラリンピック」に適切な存在なのだろうか?

「WANIMA」は「東京パラリンピック」のみならず、東京2020組織委員会による公式文化プログラム『東京2020NIPPON フェスティバル』に楽曲『和心』を提供。その際にボーカルのKENTAは「『和』が世界の皆さんに届き、大きな『輪』になるよう歌えたら幸いです」とコメントを寄せていた。

しかし「WANIMA」はバンドの公式ツイッターアカウントで、2011年から12年ごろ、女性蔑視ともとれる発言を繰り返し、炎上騒動を巻き起こしている。問題の投稿は、《ブッサイクな男が女に「くぅ~ん」みたいな顔して甘えていた。なんか真空飛び膝蹴りをお見舞いしてやりたくなった。皆さん、どうもこんばんは差別です》《後ろ姿が凄くスラってしてて「これぞモデル!」みたいな女の人が前を歩いてて、振り向いた瞬間顔が… もう何っていえばいいんだろ… 避雷針みたいな顔でした》といったもの。

この他にも、レディー・ガガが激太りしたとの報道があった際には《短期間であれだけ見事に太れるのは逆に凄いと思うのは僕だけでしょうか? デブ界に新星現る。カリスマデブ!》と、その容姿を嘲笑していた。

国際行事への『WANIMA』起用は正しいのか?

裏の顔が露呈してしまった「WANIMA」に、当時ネット上には、

《WANIMAの笑顔は胡散臭い》
《基本的に人のこと見下してんだろうな》
《こんな差別主義者が何歌ったって何も響かないだろ》
《清々しいほどの差別主義者だな》

などの批判が殺到していた。

東京五輪の開幕直前、音楽担当の小山田圭吾や演出担当の小林賢太郎氏が、かつての過ちを掘り起こされて大変な騒ぎとなっていた。これらの問題を考えると、「WANIMA」も他人事ではないように思える。

日本パラリンピック委員会は、「パラリンピック」を通じて〝共生社会〟の実現を促進することを目指しているという。共生を謳うのであれば、和を乱す「WANIMA」を起用するべきではなかっただろう。ただ「WANIMA」に関して言えば、小山田や小林氏のような重要なポストにいる訳ではない。

行き過ぎたキャンセルカルチャーは海外でも問題になっているが、小山田と小林氏の騒動と比較しても、「WANIMA」がOKの基準とは言えないだろう。小山田と小林氏を解任に追い込んだ〝世間の声〟は「WANIMA」の問題をスルーすることになるのだろうか。

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