
(C)Shutterstock
“スーツはビジネスマンの見た目を3割増しする”といわれる。
ビジネスマンは上質のスーツを着ているだけで信頼度も上がるが、肝心のスーツの状態が悪いとその逆になってしまう。例えば、スラックスの線が消えている、スーツのサイズが合っていない、上着の肩が落ちている、などだ。
以上の3点を疎かにしているとみすぼらしく見えてしまう。そこで“できる男”に見せるためには、第一にサイズがフィットしたスーツを着ることだ。つまり“吊るし”のスーツはNGということになる。
既製服店で販売されている吊るしのスーツは、人それぞれの体型にサイズがしっかりと合わないことが多い。吊るしのスーツは比較的安く、手にしやすいのが魅力だが、サイズや丈の合わないものだと、自身の価値を半減させていることになってしまう。
一方で、オーダーメイドは高価になりがちだが、それ相応の価値がある。しっかりとサイズの合ったスーツを着ているだけで、高級感が漂う不思議さがある。乱暴なたとえ話になるが詐欺師は吊るしのスーツを着用していない。
「最近は、老舗の有名テーラーでさえ、オーダースーツが4万円程度で仕立てられるようになりました。自分のサイズにピッタリのスーツだと着心地が全く違い、姿勢がきれいになりますし、気分もよくなります。そうした効果を考えると、オーダーメイドのスーツは決して高いものではありません。もちろん、スーツは丁寧に着て、着終わったらきちんと手入れをすることも重要です」(男性ファッション誌編集者)
ビジネスマンにおすすめの、ちょっと値の張るブランドをいくつか紹介すると、『トム・フォード』、『ブリオーニ』、『アルマーニ』、『ラルフローレン』だ。これらのブランドのなかから自分の目指す収入に合わせて、スーツを選んでみよう。そうすれば、おのずと選んだブランドのランクに自身の価値も上がっていくだろう。
もちろん体型を維持するための体づくりも忘れてはならない。体型を維持し、体にフィットした服を選ぶだけで、一気に有能なサラリーマンに見えるようになる。
【画像】
(C)Nikolay Mint / Shutterstock
【あわせて読みたい】