
画/彩賀ゆう
8月29日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)のゲストに、バンド活動のかたわらでモデル活動も行っている、ゆーちゃそ王子が出演した。その際に不思議なキャラクターを披露して、視聴者から大きな反響が寄せられている。
ゆーちゃそ王子は“ちゃそ王国”出身の王子で自称5歳。夢は「ちゃそ王国を地球に作ること」と、自身のキャラーに多くの“謎の設定”を施している。こりん星の小倉優子、ちぇるちぇるランドのりゅうちぇるに優るとも劣らないキャラ設定だ。
そのため、番組を見た視聴者からツイッターへ、《第二のりゅうちぇる?》など、りゅうちぇるとの見た目、キャラクターの重複を指摘する投稿があった。
さんまも意識的にゆーちゃそ王子のことを「りゅうちぇる」と冗談で呼ぶなど、りゅうちぇるの二番煎じとして茶化す展開になっていた。
不思議キャラで3匹目のドジョウとなるか?
りゅうちぇるは2016年末に結婚し、現在はキャラクターを変更しようとしているためか、徐々にテレビ番組の露出が減ってきている。そんななか、芸能界上で空いたポジションに、ゆーちゃそ王子が収まりそうな気配である。
りゅうちぇるも、さんまが司会をしたときの『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)で人気になった。小倉はさんまが司会の『さんまのスーパーからくりTV』(TBS系)で、最終回までレギュラーを務めていた。今回の放送で、さんまはゆーちゃそ王子が操る“ちゃそ語”に興味を持ったのか、番組内で多用しており、ゆーちゃそ王子をまた自分の番組で起用したくなる可能性がある。
一方で、《いつまでそのキャラが持つか……》、《やらされてる感半端なくて見てられんのだけど……》と、視聴者はツイッターでネタ切れを心配していた。
最終的に、こりん星の設定が破たんした小倉優子は、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)で、キャラクター設定に合わせて無理をしてきたことを反省している。
果たして今後、ゆーちゃそ王子は突拍子もない設定を守ったまま、バラエティー番組で活躍することができるのだろうか。
【あわせて読みたい】
※ 「27時間テレビ」放送日と元SMAP3人の独立日が重なる意味