『スッキリ』差別表現“謝罪”が番組ファンに不評!?「ガッカリな朝…」

加藤浩次 

加藤浩次 (C)まいじつ

8月26日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)で、過去に同番組内で発生した〝アイヌ民族差別表現〟の謝罪と検証をするプログラムが設けられた。そこで長時間かけた謝罪の姿勢や検証内容に、視聴者から絶賛の声が続出している。

謝罪が行われたのは、この日の番組中盤。まずは森圭介アナウンサーの「アイヌ民族のみなさま、関係するみなさま、そして視聴者のみなさま、おわび申し上げます」という謝罪から始まり、MCの加藤浩次らも共に深く頭を下げた。

そして差別表現が出てしまった経緯を調査するべく、日本テレビが検証チームを発足したことを説明。続けてVTRが流れ、同局の執行役員で情報・制作局長の山田克也氏が改めてお詫びする。その後、放送倫理検証委員会での審議の結果や委員会の意見、また収録時のやり取りを振り返って番組制作陣の落ち度やテレビ局の体制などについても詳しく検証した結果を放送していた。

「不適切な発言は、3月12日放送の同番組内で発生。動画配信サービス『Hulu』で配信されるアイヌ女性のドキュメンタリー『Future is MINE -アイヌ、私の声-』を特集した際に、番組に出演していたお笑い芸人・脳みそ夫が〝なぞかけ〟でアイヌ民族に対する差別発言を繰り出しました。この件を受けて同番組内や別時間に放送されているニュース番組でも謝罪が行われましたが、ネット上では脳みそ夫や番組側に批判が殺到。収拾がつかないほどに事態は大きくなり、今回の謝罪と検証にいたったようですね」(芸能ライター)

誠意のある『スッキリ』の対応

番組側の致命的なミスとはいえ、簡単な謝罪だけで済まさずに誠意を見せた「スッキリ」。しかも約30分にわたる濃密な内容だったため、ネット上では、

《検証と学びの姿勢を示したこと、良かった》
《放送する側が学び伝えていく姿勢は大事。放送倫理やチェック体制が強化されるなら、これくらい長尺で放送されたのは意義がある。視聴者にも考えさせられる内容だった》
《スッキリの謝罪は凄くよかったな、差別はダメだけど。ちゃんと誠意が見られた。あれが本来あるべき謝罪の姿》
《スッキリの検証番組、長くて丁寧で良かったな。加藤浩次さんの姿勢も良いなと思う》
《テレビが人権や差別表現に対して、きちんと検証・謝罪する姿勢をみせていくのはとても良いことだと思いました。日テレの今後に期待してます》

などと絶賛の声があがっている。どうやら番組側の誠意は視聴者に伝わったようだ。

しかし一部視聴者には、倫理観に欠けている人もいる模様。今回の検証で人気コーナー「クイズッス」が放送されなかったことに、

《クイズッスがなくてガッカリな朝…》
《クイズッスのコーナーないってこと?》
《スッキリの誠意でクイズッスが消えたスッキリしない》
《てか、クイズッスやんねーんか!?》
《差別はだめですが、直接差別に無関係の自分は朝のこの時間はいつも通りクイズッスを放送してほしい。検証番組は深夜の時間帯に放送してほしいな》

と愚痴をこぼす人もいた。

当事者意識のない人が考えを変えない限り、日本から差別をなくすことは難しいのかもしれない。

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