『タカトシ』『ブラマヨ』天下まであと一歩…大失速芸人の共通点とは?

タカアンドトシ 

タカアンドトシ (C)まいじつ 

ブレークを果たす芸人は多かれど、そこから冠番組を持ち〝大御所化〟できるのは、ごくひと握り。特に、2000年代末期にブレークした芸人には、天下を取り損ねた悲運のコンビが数多く存在していた。

「当時のお笑い界は、00年代前半に『ナインティナイン』『雨上がり決死隊』『くりぃむしちゅー』『さまぁ~ず』『ガレッジセール』らが一斉に冠番組を持つ大御所ルートに乗ったため、下の世代がメインを張れる場がなかった時代。そんな閉塞感の中で最初に頭角を現したのが、08年に『お試しかっ!』(テレビ朝日系)MCを任された『タカアンドトシ』でした」(テレビ誌記者)

05年の『M-1グランプリ』で優勝するも、くすぶっていた『ブラックマヨネーズ』も、同番組の常連となったことで次第にその地位が上昇。06年の「M-1」王者である『チュートリアル』も、09年スタートの『しゃべくり007』(日本テレビ系)で「くりぃむ」『ネプチューン』に並ぶレギュラーに抜擢され、〝ルート〟に乗っていた。

しかし、彼らはこの〝あと一歩〟の状態が長く続く。その間、お笑い界の勢力図は島田紳助氏が引退するなど変化を遂げ、次第に彼らはジリ貧に。気付けばヒロミが再ブレーク、有吉弘行が日本一の番組数を誇る司会者になり、「タカトシ」「ブラマヨ」「チュート」世代は大御所化を果たせないまま〝売れっ子〟に留まってしまった。

『千鳥』『かまいたち』はどうなる?

「自身より上の世代が冠番組を持っているために目詰まりし、下の世代がショートネタなど新たなスタイルでブレークした彼らは、中継ぎ的な不運の世代でしたね。今もMCポジションに就けているのは、『フットボールアワー』の後藤輝基くらいでは。そして2020年代に入った現在、冠番組を複数持つなどして大御所ルートに入っているのは『千鳥』と『かまいたち』の二組。不祥事さえなければこのまま地位を確立し、新時代の『ダウンタウン』になると目されています」(お笑い評論家)

これらはお笑い好きの間でも定期的に議論されており、ネット上には

《ブラマヨは脂のってる時に跳ねなかったからしゃーない》
《タカトシは黄金伝説を奪ったり凄かったのに》
《タカトシの椅子をサンドウィッチマンが持っていった印象がある》
《フット後藤はかなり躍進した、岩尾はしらん ブラマヨは期待値高かったけどなぜか伸びなかったな》
《千鳥とかかまいたちがこんな売れるとは思わなかった》

といった声が多い。

「千鳥」「かまいたち」はこのまま大御所となるか、「タカトシ」「ブラマヨ」のごとく天下を獲る寸前で失速するのか…。

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