『ハコヅメ』続編制作は絶望的…? 大ヒットでも現場が頭を抱える理由

ハコヅメ ~たたかう!交番女子~  永野芽郁  戸田恵梨香 

ハコヅメ ~たたかう!交番女子~  永野芽郁  戸田恵梨香 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

9月15日、俳優の戸田恵梨香と永野芽郁がダブル主演するドラマ『ハコヅメ ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)の第9話・最終回が放送された。大ヒットを受けて、早くも続編の話が持ち上がっているという。しかし、ハードルもかなり高いようだ。

「警察官にさえなれば一生安泰」そんな安易な考えから警察官になった新人・川合麻依(永野)は、通称〝ハコヅメ〟こと交番勤務に配属されることに。そして心身共にキツい警察の仕事に限界を感じ、早々に辞職願を出そうとしていた矢先、問題を起こして交番に飛ばされてきたという刑事課の元エース・藤聖子(戸田)とペアを組むよう言い渡されてしまうというストーリーだ。

「最終回の世帯平均視聴率は12.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。全話平均視聴率も11%超えをしており、『ハコヅメ』は今期の覇権ともいえるほどの大ヒットをしました。制作費もあまりかかっていないようで、日テレとしてはウハウハの気分でしょう。さらに原作が今も連載中の漫画であり、続編を作るストックは十分。局としてはすぐにでも続編を制作したいことでしょう」(芸能記者)

スケジュール調整に4~5年かかる?

最終回では、ハコ長・伊賀崎(ムロツヨシ)の〝過去の秘密〟をニオわせながら終了。すでに続編ありきのようなラストになっていた。

「しかし困ったことに、続編制作にはかなりの困難が待ち受けているようです。それは、キャストのスケジュール調整。今作はダブル主演の2人もさることながら、ムロ、三浦翔平、山田裕貴、西野七瀬などの演技が光っていた。キャスト変更は絶対に許されないので、またこのメンバーをそっくりそのまま集める必要があるのですが、それが非常に難しいのです。戸田、永野レベルの超売れっ子は2~3年後のスケジュールまで埋まっていますし、山田はこれから主演級の俳優となって、脇役には収まらなくなる存在。三浦は再ブレーク中で今や引っ張りだこ。下手したら続編までに4、5年空いてしまいそうですね」(テレビ関係者)

時間が経ちすぎると永野から〝新人警官らしさ〟が薄れるという元も子もない事態にもなりかねない。なんとかしてほしいものだが…。

【あわせて読みたい】