『TOKYO MER』佐藤栞里だけじゃない…“最悪の死に方”をしたドラマキャラ

佐藤栞里 

佐藤栞里 画/彩賀ゆう  (C)まいじつ 

俳優・鈴木亮平の主演ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)が大好評で幕を閉じた一方、主人公の妹・涼香(佐藤栞里)が死亡したことが大きな批判を受けた。

王道展開で、どんな困難が起こってもハッピーエンドになる作品にも関わらず、物語のアクセントのためだけに殺されてしまった涼香。放送直後には「もう見ない」「胸糞すぎる脚本」といった声が寄せられ、視聴者は激怒していた。

しかし、ドラマの中でキャラクターが死んでしまい、批判が起こったケースはいくつもある。史上最悪レベルの死者を出したのは、2018年度上半期放送の朝ドラ『半分、青い。』(NHK)だ。物語終盤で、ヒロインの親友で看護師の裕子(清野菜名)が、東日本大震災の津波に巻き込まれて死んだのだが…。

最悪だった朝ドラ『半分、青い。』

「この死が史上最悪と言える理由は主に3つ。まず1つ目は、裕子は逃げる時間がありながら『患者を置いて行けない』と言って、その場に残り、夫と幼い息子を残して死んだこと。しかも悠長に最後の言葉をスマホに残しておく時間もあったことから、ネット上でツッコミが殺到したのです。2つ目は、死因に東日本大震災を使ったこと。物語はまるで震災と関係ないのに、唐突に震災描写をねじ込み、挙句に主要キャラを殺したのはどう考えてもおかしい。多くの作品がデリケートに震災を扱っているのに、このドラマではそんな配慮がありませんでした。3つ目は、死になんの意味もないこと。それまでに死のフラグがあったわけでも、主人公がこの死によってなにか動かされるわけでもなく、ただの〝お涙頂戴〟的なサイドストーリーでキャラを殺したのです。しかも東日本大震災という題材を使って…」(芸能記者)

ちなみに、『半分、青い。』では他にも、主人公の祖母や祖父などが、どうでもいいタイミングで次々に死亡。しかも脚本家が死亡回を「神回です」などと予告していたため、ネット上では「死ねば感動して神回だと思っているのか?」などと呆れ声が噴出していた。

『半分、青い。』ではないが、2020年放送の柴咲コウ主演ドラマ『35歳の少女』(日本テレビ系)も、死が物議を醸した。

「このドラマでは、終盤で家族がどうしようもないほどバラバラになるのですが、そんなタイミングで母親が死亡。すると家族が仲直り…という展開が起こりました。母親の死は、ドラマとしてはそこまで違和感がなかったのですが、『展開があまりにもハード』『死んで和解とか1番安直な展開』などといった意見があがりましたね」(同・記者)

死という題材については、もっと丁寧に扱ってほしいものだ。

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