9月11日からフジテレビ系では、「竈門炭治郎 立志編 特別編集版」と題したアニメ『鬼滅の刃』の総集編を放送している。視聴率は好調のようだが、初見の視聴者からは、とあるキャラクターに批判の声が相次いでいるようだ。
25日の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』放送に先駆け、11日に「兄妹の絆編」、12日に「浅草編」、18日に「鼓屋敷編」、19日に「那田蜘蛛山編」が放送された。そして23日に、最終回となる「柱合会議・蝶屋敷編」が放送される予定。残すところは「柱合会議・蝶屋敷編」のみとなったが、ここにきて主人公・竈門炭治郎の仲間である我妻善逸への苦言が多く見受けられるように。
「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編 特別編集版<鼓屋敷編>
【提供イラストのご紹介】
「正一 我妻善逸」作画監督 坂東美佳 作https://t.co/0PIDxm2pl8 pic.twitter.com/h4wgkgDbde
— ufotable (@ufotable) September 18, 2021
視聴者からは、
《鬼滅の黄色い頭うるさいだけだな…》
《今日も善逸がうるさいです》
《鬼滅は好きなんだけど、善逸がうるさくてうるさくて。なんで叫んでばっかりなんだろー。うるさいので鬼滅は観たくない》
《黄色の奴うるさい》
《母が善逸にうるさいと怒っていた》
《少し声聞こえたけど善逸まじうるさい》
などと善逸に対して心無い声が寄せられている。善逸といえば、大きな声を出しながら炭治郎にツッコミを入れるキャラクター。物語にメリハリをつけるために欠かせない存在だが、その声量ゆえに、物語から浮いてしまっているのも事実だ。初見の人が驚いてしまうのも仕方のないことだろう。
声でかツッコミは二次元でも三次元でも受け入れられない?
もちろん善逸が好きというファンも少なくはない。声も『ダイヤのA』の川上憲史や『うたの☆プリンスさまっ♪』の来栖翔などでお馴染みの声優・下野紘が担当しているため、女性人気の高いキャラクターである。
しかし『鬼滅の刃』第1期の放送当時から、善逸に対する批判は一定数あった。中には、
《善逸役で下野の評価も下がったな》
《善逸ってかすれた叫び声で難易度高そうで下野さんスゴけど、それが耳障りという…》
《誰が担当しても善逸役は格を下げたよ。だって鬼滅の中で唯一のヘタレキャラやん》
などと、批判の矛先を下野にまで波及させる人も。
たしかに意味もなく叫んでばかりの人は嫌われやすい。例えば、お笑い芸人のおいでやす小田も、全てのツッコミが大声で叫ぶだけのものなのでアンチの多い芸人だ。ただ下野に関しては、善逸のせいでとばっちりを受けたと言わざるを得ないだろう。
『鬼滅の刃』第2期で、善逸のイメージが回復することを祈りたい。
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